ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

92歳の「誰も寝てはならぬ」 

 

幼い子どもが難曲を弾けば、そりゃあ、驚くとは思う。でも僕は「神童」とか・・・あまり感激しないんですよね。

でも高齢の人が難曲を弾けば、そりゃあ、驚くと同時に感激するんですよね。

年齢が演奏するわけではないけれど・・・

アンジェロ・ロフォレーゼというテノール歌手がいた。割と地味な存在だったのではないかと思う。むろん、立派な素晴らしい歌手だったけれど、同じ年齢のステファノやコレッリの影に隠れてしまった感がある。モナコも歌っていたしね。

日本にも来日したことがある。イタリア歌劇団の公演、たしか1961年の「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥを歌ったのだと思う。僕は、もちろん生まれていなかったのだけれど、この時の公演の映像が残っている。素晴らしい歌唱だと思った。

イタリア歌劇団の公演、当時はチケット入手に長蛇の列だったそうだ。でも、ロフォレーゼ目当ての人は、その中にどのくらいいたのだろう?多くの人は「カヴァレリア・・・」ではシミオナート、同日の公演、「道化師」でのモナコだったのではないだろうかと思う。

40年以上が経過した。モナコもコレッリもシミオナートも、もういない。

でもロフォレーゼは元気だ。なんと、まだ歌っているのだ。

1920年生まれだという・・・

トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」、現役のテノール歌手でもこの曲は、こわいだろうと思う。

この時、ロフォレーゼは92歳。奇跡と言えるのではないだろうかと思う。

kaz



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category: The Singers

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