ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

カタルーニャの鳥の歌 

 

かつてスペインはフランコによる独裁政権に支配されていた。

ファシズムの嵐が吹き荒れたヨーロッパ、ヒトラー政権がドイツで誕生した。ドイツ軍はバスク地方の小都市、ゲルニカを攻撃した。死者は1600人あまり・・・ゲルニカの人口は7000人だった。ゲルニカは没落した。

ピカソは「ゲルニカ」を描き、世界に訴えた。

やがてカタルーニャの都市、バルセロナの没落、首都マドリードの没落、そのような中、フランコ政権が誕生したのだ。30年にも及ぶ独裁政権だった。

カザルスは、1971年、国連に招かれ、演奏し、そしてスピーチを行った。この演説はとても有名なものだ。彼の演奏したカタルーニャの民謡も有名になった。「鳥の歌」として・・・

「私は公の場では長年演奏してきませんでした。しかし私はまた演奏しなければならないと感じています。カタルーニャの民謡を演奏します。カタルーニャの鳥たちは空にいる時に歌うのです。ピース、ピース、ピース(平和、平和、平和)と・・・そしてそれはバッハ、ベートーヴェン、そしてすべての偉人たちが賞賛し愛したメロディーになるのです」

地上では自由が認められなかった時代、でも空に舞いあがれば、自由、自由、自由・・・と歌うことが出来る・・・

カザルスはフランコの死を知ることなく先に亡くなってしまった・・・

kaz



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