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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

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オペラ入門 

 

オペラに親しむ方法、そりゃあスカラ座などの引っ越し公演をいきなり体験してみるのがいいのだろう。オペラは総合芸術なので、やはり生の臨場感は素晴らしい。ピアノ以上に声の威力というものは、生演奏で感じられるものだろうし。

でもお高い。ここが問題だ。たしか、2013年のスカラ座引っ越し公演、S席のお値段は59,000円だったと記憶している。A席は52,000円だったかと。もし楽しめなかったらと考えると、この値段は、あまりにもリスキー。加えてオペラ歌手って、ピアニストよりも身体の不調が演奏に出やすい。スター歌手が体調不良で鋼板し、代役のムッシュー・オトッテルゾーが歌ったとしても割引料金には変更されないと思うし。とにかくお値段がリスキー。まぁ、ミラノに出掛けるよりは安いかもしれないが・・・

でもDVDという手がある。オペラは長い・・・そうなんだよね。でも映画感覚で楽しめばいいのでは?ポテトチップスを友に。

言葉が分からん・・・そうなんだよね。日本語の字幕があればいいのだが、そうでない場合、有名オペラのあらすじを説明したような本を購入すればいいのではないかと思う。全部の言葉の意味など分からなくでも結構楽しめる。ただ、その場面で、主人公が復讐に燃えているのか、新大陸発見の喜びに浸っているのか・・・ぐらいの認識はあった方がいいとは思う。あらすじ本とアリアの対訳本でもあれば、充分字幕なしのDVDでもオペラは楽しめると思う。

何から手をつければいいのか分からない。そうなんだよね。とにかく馴染みがないということもある。オペラ知識は必要なのか?まぁ、何事も知識はあった方がいいとは思う。無駄にはならない。むろん、専門家の書いた詳しいオペラ本を熟読するという手もあるが、入門の際の「あったほうがいいよね」的知識ってあるように思う。知識というよりは、入門の際のコツ・・・みたいな?

基本的にオペラのリブレット(台本、つまり筋書き)は大概くだらないと思ったほうがいい。3大驚きリブレット、個人的には「魔笛」「トロヴァトーレ」そして「夢遊病の女」だろうか。

例えば「夢遊病の女」のあらすじ。愛し合っている若い男女。二人は結婚かという感じだ。でも、女性が別の男性の部屋で眠り込んでいるのを発見される。不貞?浮気?清純なのは表だけで、実際は?真相を知っている人物がいた。「彼女、実は夢遊病なんだ」そこに屋根の上を歩いている不貞疑惑の女性が。「おお、本当だ。彼女は夢遊病だった」「不貞ではなかったのだ。」「嬉しや!嬉しや!」終わり・・・このような物語に心を動かされる人がいるとも思えない。しかし、ベッリーニの音楽は最高に素晴らしい。主に、ベルカントオペラやブッファものは、この憤死リブレットのオペラが多いように感じる。このようなオペラは総合的な魅力というよりは、歌を聴くオペラなのだ。歌手の妙技に拍手喝采するオペラ。

反対に写実的なヴェリズモオペラは、むろん歌手の妙技も聴きどころなのだが、もう少し総合的芸術のようなものを堪能するオペラに思える。リブレットも、割と現実感が感じられたリする。「カヴァレリア・ルスティカーナ」とか「道化師」とか。この2つのオペラは短いので、一晩にセットで上演されることが多い。DVDにも2つの演目が収録されていることが多い。どちらもヴェリズモオペラの傑作で、僕の大好きなドロドロ愛憎オペラだ。民放の2時間サスペンスドラマを楽しめる人だったら、これらのオペラは充分楽しめる。

歌手の妙技のためのオペラ、そして総合的な魅力、歌唱だけではなく、演技とか、ストーリーも楽しめるオペラ、オペラには大別するとこの2つに分かれる。これって、知っておくと便利かもしれない。

「夢遊病の女」よりは、はるかにマシなリブレットだとは思うけれど、ドニゼッティの「連隊の娘」のストーリーも、別にどうってことのないストーリーだ。このオペラは、歌手の妙技のためのオペラなのだ。特にテノールのアリアが聴きどころだ。このアリア、何度もテノール殺しハイCが出てくる。テノールの妙技(ハイC)に聴衆(観客?)は「ワッ♡キャッ♡」のように楽しむのだ。客席は、お芸術を拝聴しているという感じではないよね?思い切り歌手の妙技を楽しんでいる。

「カルメン」は個人的に、ドロドロ系で好きなオペラだ。有名なアリアもてんこ盛り(?)だ。でも歌手の妙技だけを堪能するというよりは、歌ドラマそのものを堪能する総合的オペラという感じがする。演技力も相当必要になってくるのではないだろうか?僕はドロドロが好きなので、カルメンとホセの絡み場面が好きだ。反対に、ミカエラって、あまり好きなキャラクターではない。

フィナーレが好き。相当暗いというか、ドロドロしたフィナーレではある。「あんたが昔くれた指輪だよ。もうこんなものいらないよ」とカルメンはホセにその指輪を投げるのだ。男は辛いだろう。この仕打ちはないよね。

ハイC、フローレス、頑張っています。オペラには珍しいアンコールまで・・・

アラーニャのホセは、とても落ちぶれた感じが出ていていい感じだ。ガランチャのカルメンも気丈なナイスバディという感じで大変よろしい。この場面は、歌を聴くというだけではなく、演技力も楽しめる場面だ。

kaz






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