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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

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身の丈曲と憧れ曲 

 

まずは事務的連絡。6月30日のリサイタル、残り2席となりました。今月、会場でリハーサルをする時に正式に決めますが、申し込み状況によっては席を増やすかもしれません。でも、今のところは残席2・・・ということになります。

発表会などでの選曲において、身の丈曲か、憧れ曲か、悩む人もいるだろうと思う。仮に、その人が「トロイメライ」は身の丈曲、「ラ・カンパネラ」が憧れ曲と思っていたとする。どちらにしようか・・・安全策でいくか、それとも弾きたい憧れの曲に挑戦するか?個人的には憧れ曲があるのだったら、挑戦してみてもいいと思う。来年の今頃、ピアノを弾いていられる保証なんて誰にもないわけだから。人生何があるのか本当に分からない。死んでるかもしれない。死ぬ間際に「リストを弾いてみたかった」と後悔するよりは、弾いてみれば・・・と思う。

どちらがいいかという選択の問題よりも、実は大切なことがあるような気がする。身の丈曲と自分が思っている曲、ちゃんと弾けるかということ。音が並ぶということではなく、ホロヴィッツのように・・・とまではいかなくても、ざわついた客席、歓談中のフリータイムでの練習会などで、「トロイメライ」で周囲を静寂させることができるかどうか?つまり「えっ?なに?この人の演奏素敵・・・」と人を振り向かせることができるか?

「で・・・できない・・・」ということの方が多いのではないだろうか?

練習とかレッスンって、その曲を表面的に弾きこなすためにあるのではなく、「人を振り向かせる要素」を身につけるものと考えてみたらどうだろう?生徒はワシワシ弾きこなすことだけを考えるのではなく、教師も、ただダメ出しレッスンだけをするのではなく。

ブルグミュラー、「ソミレドソミレド ドラソファドラソファ」という曲、最初のソミレドを弾いて、次のオクターブ高いドに行くとき、ここで一つの音場面がある。オクターブ高くなる、つまり8度という大跳躍なわけだから、そこに音のドラマがあるはずなのだ。音とか、サウンドとか、脳内で鳴ります?つまり音イメージはあります?あるのだとしたら、その音イメージを具現化するための指運動、弾き方、体得しています?オクターブ高くなるわけだから、手を開かなければならない。反射的にパッと開く意識はあります?この動きが緩慢だと、上のドの音、雑になりません?狙わないと脳内イメージは実際の音にはならない。移動と同時に弾いてません?そうするとコントロールなしのバシン・・・みたいな音になる。それに気づいているか?

つまり、ブルグミュラーぐらいの段階から、音楽の成り立ち、音イメージ、それを具体的にサウンド化するために、指、腕、身体はどうすればいいのかということを、自分で整理できているか?そのようなことを具体的に指導されてきているか?

ショパンのワルツ、「もっと弾んでいるように」・・・では弾んで聴こえるための具体的方法は?習ってきています?

「せっかく憧れ曲に挑戦したのに、弾けない・・・音は並ぶようになったけど、自分でもこんなの音楽じゃない」このように感じている場合、その曲が難しすぎるというよりは、身の丈曲とかソミレドソミレドでさえ、できないようなことが、あなたの行く手を阻んでいるのかもしれない。

楽に弾く、流麗に弾く、音楽的に弾く、人を振り向かせるような魅力を、音として具現化する。このようなことって、感性とか、そのようなことでもなく、習えること。それを習っていないし、今までも習ってこなかった・・・と。そのようなことを教えられる教師は必ずいるのだと。そして音楽的に自分は弾けるのだということを信じる。

kaz




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