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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

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練習の目的 

 

いわゆる「マスタークラス」と呼ばれるレッスン風景の動画をいくつか観ていた。レッスン風景なのだが、指導者は有名なピアニスト、生徒は優秀な音大生や、新人ピアニスト的な、まあ上手な人たち。ちなみに観たのは日本のマスタークラスではない。生徒は皆さん上手である。「ちゃんと練習してからレッスンに来るのよ?レッスンは練習する時間ではないのよ?」と言いたいような生徒は、もちろんいない。

上手ではあるのだが、指導者(有名ピアニスト)のアドバイスに対しての反応が良くない人がいる。達者に弾いてはいるのだが、例えば「3拍子ではなく6拍子なので、二つの拍に感じられるように・・・」みたいな、そのレベルであれば簡単に直せそうなことが、なぜかできない。生徒が焦っているのは痛いほど感じる。

そのような生徒って、有名ピアニストのレッスンだから、頑張りすぎてしまったような?何があっても練習の時と同じように弾けるようにと頑張ってしまい、予期せぬことが起こると対処できない印象。

いつでもどこでも同じように弾けるまで・・・これってピアノ練習において、よく目標になるようなことかもしれない。本番では60パーセントぐらいの力しか出せないので、練習で140パーセントの出来で弾けるようにしておく。そうしておけば本番でも安心でしょうという考え、これはよくあるのではないだろうか?

練習だけが頼り、練習は嘘をつかない。なので、練習を重ねれば、本番で「あれだけ練習したのだもの。きっとうまく弾けるはず」と考える。保健みたいな練習とも考えられる。

ザキトワ選手を連想してしまう。ルッツからループという2連続ジャンプを競技会では跳んでいたけれど、練習中の映像で、ルッツからループを4連続、つまり5連続のコンビネーションを彼女は跳んでいた。いかにも簡単そうに。練習で、より難易度の高いジャンプに慣れていれば本番では余裕を持てるという考えなのだろう。では失敗してしまったらどうするのか?

オリンピックの直後の世界選手権で、ザキトワ選手は初めて失敗に遭遇したのかもしれない。「まさか、こんなことが起こるなんて」みたいな?もしかしたらザキトワ選手は、それまで失敗のない人だったのかもしれない。なので本番以上の難易度のものをこなす練習をしてきた。強気練習?いつもは簡単にできるものを失敗してしまった時の対処法には慣れていなかったのかもしれない。

練習では考えもしなかった、なんでもない箇所で失敗をする・・・本番ではよくあることだ。ではその時、どう対処すればいいのだろう?

一般的な練習って、そのようなことが起こらないようにと願う練習のように思う。いつでも同じように弾けるようにと。失敗したら、ミスしたらどうすればいいのか、その後どのようなメンタル処理をし、演奏中に立ち直るのか?そもそも同じように弾くという目標そのものが演奏という行為に反しないか?

いつでも同じように・・・ではなく、同じように弾かない練習というものはあってはいけないのだろうか?

kaz


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