FC2ブログ

ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

スポンサーサイト 

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

△top

音源 

 

僕は全く知らない曲を、楽譜だけを頼りに曲にしていった経験はない。弾いてみたいという曲は、その曲を知っていることになる。つまり、どこかの時点では音源を聴いている。聴いて、いいなと感じたから弾いているわけで・・・

弾いてみると決心し、譜読みを始めてしまうと、音源は聴かない方だと思う。自分が演奏(練習)している曲の音源を聴く人は多いようだ。何人ものピアニストの音源を聴いて参考にするのかな?このあたり、僕は怠慢なのかなと思う。クラシックを聴くのだったら、ピアノ以外の曲を聴きたいほうだし。

「ねぇ、クラシックって全員が同じ楽譜で演奏するんでしょ?何だか変だよ。皆が同じ演奏をするんでしょ?」割とクラシック音楽に馴染みのない人は、そんなことを思うらしい。たしかにジャズなどでは同じ曲でも演奏者によって全然違う。クラシックはそうではないけれど、楽譜(エディションではない)が同じでも演奏者によって印象は異なると思うが・・・

ピティナのような、コンペティションでも有名な団体が、音源を発信している。課題曲のセミナーなどもあるらしい。むろん、このようなセミナーは「こう演奏するとコンペティションでは有利ですよ」というものではないのだろうが、むしろ、そのようなものからフリーになるためのセミナーであると信じたいけれど、ピティナ音源も含めて、何かしらの影響力はあると僕は思う。テンポ設定とか・・・

ここに貼りつけたエルガーの「愛の挨拶」もだけれど、有名な曲、「エリーゼのために」などのテンポって、なんとなく頭に浮かんできてしまうけれど、そのテンポって自分で決めたものではない。なんとなく聴きなれていて、なんとなく思い浮かぶテンポでしかない。

皆が同じようなテンポで弾いている?ユーチューブでも、「この人の○○を聴いてみたい」と検索するのではなく、曲名で検索すると、身近な演奏ばかりヒットして、それらの演奏のテンポ、なんとなく感じが似ているように僕は感じる。もしかしたら、クラシックの演奏って、ある「お手本」とか「模範演奏」のようなものを皆が目指してしまうような、無意識に「こう弾くといいんだな」みたいな聴き方をされている?

クラシック音楽が身近ではない人、自分では楽器を演奏しない人って、純粋に鑑賞体験として聴く。「お手本」のような概念を演奏に持たないのではないか?なので巷の「なんとなく似ている演奏」を聴いて、「皆が同じに弾いているんでしょ?それ変だよ」と思うのではないか?少なくとも「このように弾けばいいんだな」とは思わない・・・

二つの音源がある、一つのピティナ推奨(?)の演奏。模範演奏としてピティナはアップしたのだろうか?演奏そのものは悪くはないので、その目的は果たしているだろうと思うけれど、この曲を弾く人が、この音源を聴いて「このように弾くのね」と同じ方向を向いてしまうとしたら、どうなのだろう?

個人的にはチッコリーニの大胆なテンポ設定の演奏に惹かれる。

エルガーは最愛の妻、アリスに先立たれている。癌だったと記憶している。亡くなって初めて、自分の影になって支えてくれていたアリスの存在の大きさを知った。エルガーはその時、男泣きに泣いたという。

「愛の挨拶」はアリスに捧げられている。婚約記念のプレゼントだった。チッコリーニの「愛の挨拶」はアリスへの最後のプレゼントのように聴こえてくる。「今までありがとう」と。

テンポとか、自分で設定していますか?

kaz






にほんブログ村


ピアノランキング
スポンサーサイト

category: 未分類

tb: --   cm: 0

△top

コメント

 

△top

コメントの投稿

 

Secret

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。