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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

涙腺崩壊 

 

それは共感、あるいは代弁というものだった。舞台の演奏に、客席にいる僕が共感し、そして表には決して出さない感情さえ演奏が代弁してくれた。

聴きながら涙が溢れそうになる。演奏会場は自室ではない。公的な場所と自覚している。なので泣いてはいけないと思う。でも演奏が、語りかけ、包み込んでくれる。いつのまにか演奏を聴きながら泣いている自分がいた。

とても変だと思うのだが、そして演奏が似ているという単純なことでもないのだが、おそらく本日の舞台上の演奏者のフレーズ処理というのだろうか、フレーズの頂点へ行き着く直前の絶妙なる間というのだろうか、そのようなものが、ある演奏家たちを僕に連想させた。

リストの「愛の夢」で、フリッツ・クライスラーの姿が見えた。ラフマニノフのプレリュードでは、セルゲイ・レメシェフが僕の中に現れた。何か共通した魅力が、この二人の演奏家と本日の演奏家とであるように思えた。

それは人間としての慈しみ、抱擁、そして切なさ・・・だろうか。

本日4月7日、すみだトリフォニー大ホールで感じたこと。

あなたが最後に演奏を聴いて泣いたのはいつですか???

kaz






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コメント

 

ありがとうございます。。


kazさん、先日はありがとうございました。

4月7日、すみだトリフォニー大ホールで、リストの「愛の夢」とか、ラフマニノフのプレリュードを弾いたのは、
多分、、私しかいないと思うのですが、、、

クライスラーとか、話のスケールが大きすぎて自分の事とは思えません。(^_^;)
でも、ありがとうございます。kazさんに泣いて頂けてこちらこそ感涙です。

クライスラーも好きな演奏ですが、レメシェフのラフマニノフが凄く素敵で繰り返し聞きました。
片方の肺に大きなダメージがあって歌うのを禁止されたほどなのに、
技術で乗り越えて70代まで歌ったというのは凄いですよね。

スケールは違うけれど、左腕の神経が完治しないから、それを弾き方で乗り越えた私のようです(自分で言うのも何ですが。。笑)

大きなトラブルや試練や障害が、考えて工夫して乗り越えるという絶対条件付きですが、
大きな学びやレベルアップをもたらすというのは人生の面白さですね。

この記事にリンクさせてくださいね。本当にありがとうございました。

Megumi #3/2tU3w2 | URL | 2018/04/09 21:19 | edit

Megumiさま

あの日は、演奏を聴いた・・・というよりも、昔から引き継がれてきた「音楽」を体験したという感覚が強かったです。

クライスラー、レメシェフ、彼らのような往年の演奏家たちの音楽、同じ線上にある音楽を聴かせて頂いたと感じています。

kaz #- | URL | 2018/04/09 22:49 | edit

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