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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

デパート売り場とピアニスト 

 

季節の変わり目に女性たちは怒りを感じる人が多いのだそうだ。体感としては、まだまだ寒い。でもデパートなどを見ても、ペラペラの春物オンリーに売り場は一新されてしまい、「いったい何を着ればいいのよ」状態になってしまうのだそうだ。「じゃあ、あなたたち、実際にこれを着て街を歩けるの?」とも思うらしい。色合いとしては「春らしい」でも生地としては寒さをしのげる服を探して洋装店、デパート難民と化す・・・

デザインも「これが流行」となると、すべてそちら方向になってしまい、なんでもないAラインのスカートが欲しいという人は大変困るのだそうだ。今年はそれが流行りでも、来年にでもなれば「とてつもなく過去・・・」のようなスカートしかない・・・

洋服とピアニストを一緒にしてはいけないのかもしれないが、毎年のように来日するピアニスト、新譜も順調に発売されるピアニスト、音楽雑誌に頻繁に登場するピアニスト、つまり人気ピアニスト・・・同じ人ばかり・・・という気もしてくる。コンクール覇者とか、誰でも(クラシック好きとか、自らもピアノを弾くとか狭い範囲だけど)知っているピアニストがいつも人気上位なのも変わらない。好きなピアニストは誰ですか・・・「アルゲリッチとツィメルマン」「キーシンかな」「私はポリーニ・・・」

個人的にはポリーニとかキーシン、とても遠く感じる。「何故この人が人気?」などと感じたことは一切ないし、実際にとても上手だと思うのだが、あまり聴きたいという欲求はない。同時に好きな人もいるだろうなと思う。ただ、皆が同じ方向というのかな、これが流行となったらすべての商品が同じ方向というのかな、そうではない、なんでもないAラインスカートが好きな人は肩身が狭いというのかな、ピアニストにも同じような傾向を感じたりはする。

ピアノは芸術・・・なのだろうが、商業活動でもある。来日しても会場は常に閑古鳥・・・という人よりは、常に満員になるようなピアニストを招聘するのは、ある意味当然なのかもしれない。

でも「有名なピアニスト」だけが「いいピアニスト」でもないと思うのだ。むろん、有名なピアニストは優れたピアニストであることが多いし、それはそれでいいのだが、有名でない、無名=紹介もされない、来日もしない・・・というのは、やはり残念なような気がする。非常に狭い範囲でも選択となるし、その狭い範囲で「クラシックって・・・」などと思われるのも癪だ。

「クラシック音楽って敷居が高くて」「クラシックなんて高尚なものはとてもとても」・・・クラシックの一般大衆的(?)人気の低さ、なんとなく作品について語られることが多いように思う。ジャズはこうだけど、クラシックの特質としては・・・みたいに?

もしかしたら「作品」ではなく「演奏」に対して不満な人が多いことの現れかもしれない。「心が動かなかった」「退屈だった」実際に演奏がそうであっても、高尚なクラシックだから「自分は分からない」と表現する人も存在するのではないか・・・

ハイク・メリキャンの演奏の評判が良かった。世界の人口からすれば数人の反応というのは微々たるものだと思うが、彼の演奏を「いいね」と感じる人が僕の他にも存在したという事実が嬉しい。そうですね、ピアノ弾き合い会の打ち上げなどで「〇さん、好きなピアニストは?」と質問されて「ハイク・メリキャンです」と答えたら、きっと相手は「????」となるだろうけれど。

彼はアルメニア人なので、同国の作曲家の作品への熱意があるように感じる。ハチャトゥリアン、ババジャニアン、アルチュニアン等。

これ、子ども用の教材なのか???

kaz




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