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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

技術は表現 

 

全くの個人的印象として書く。バッハ~ジロティの「プレリュード」の演奏、タローさんよりも、比較にならないほど日本では無名の、このハイク・メリキャンの演奏に、より惹かれる。これは個人の「好み」という問題なのだろうが・・・

一つ一つの音、その音が胸に突き刺さってくるような?非常に意志力のある、集中された音・・・

ハイク・メリキャンが根底に抱えている「何か」を、聴いている僕が感じてしまい、覗いているような、そんな印象さえしてくる。曲を聴いているのではなく、演奏者の何かを聴いている・・・みたいな?これはゾクゾクするような快感、体験だ。この種のものは、現代の多くの演奏家からは感じることはできない。ハイク・メリキャンがコンポーザー・ピアニストであるということも、もしかしたら関係があるのかもしれない。既存の美に近づいていくというのではなく、もともとある「何か」が曲と演奏者で一致し、それを聴いている・・・のような印象。聴き手の「何か」がハイク・メリキャンによって触発される・・・のような?

あと感じるのが、技術というものが表現を生み出しているのではということ。技術と表現は分離されているものではなく、一体化されている。つまり「達者に弾けていて技術面では申し分ないが、表現力に欠けていて、どこか平坦ささえ感じさせる」という演奏は、技術が足りないのではないだろうか・・・

kaz




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category: リサイタル 2018

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コメント

 

何がというわけではないですが、「そう、そういうことなんだ」という思いが湧きました。胸を打つ演奏です。

通りすがり #- | URL | 2018/03/11 00:43 | edit

心の琴線に触れる・・・という言葉がありますが、音楽が自分の心を代弁してくれると感じる時、この上ない幸せ感を感じます。

kaz #- | URL | 2018/03/11 18:21 | edit

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