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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

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ジロティのトランスクリプション作品で有名なのが、この「プレリュード」ではないかと思う。これはバッハ作品の編曲というよりは、もうジロティの作品に聴こえてくる。

ずっと同じ音型・・・難しいんだろうなぁ・・・と想像する。たった2ページの曲なんだけど。

演奏しているのはイケメン(?)ピアニストとして有名らしいアレクサンドル・タローという人。非常に曲の成り立ちが分かりやすい演奏なのではないかと思う。個人的には現代的な演奏だと思う。模範的とも感じる。この曲はこう演奏するとまとまる・・・みたいな?

とても真摯な取り組みを感じるピアニストで、CDも何枚か所有している。どの演奏にも不満はない。不満は何もないけれど、なんとなく、この演奏の後で、往年の巨匠を聴きたくなってくるような演奏でもある。

フレーズのまとまり、そこがこの曲の難しさだとも思うけれど、非常によくまとまっていると思う。リピートする時に、左手の長い長いメロディーが浮かんでくる。ここがこの曲の花火箇所だと思う。流れるようなテンポなので、その花火が非常に聴き取りやすい。そう、タローさんは上手なのだ。

でも一つ一つの音、さらに粘着性というのだろうか、集中された意思表示のような音が欲しくなる。テンポも、もう少し抑えて欲しいとも個人的には感じる。そう弾いてしまうと、まとまりが感じられなくなる危険性はあるだろうが・・・

まずはジロティ、そしてこの曲を知ってもらいたいという気持ちが強い。タローさんの演奏がそのような意味ではいいのではないかと思う。この演奏に不満などないのだ。

現代の模範的、理想的演奏なのではないだろうか?

kaz




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category: リサイタル 2018

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