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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

本番翌日の呟き 

 

緊張しない法則などはないということを再確認した。緊張はするもの。曲がどうであれ、過去にその曲を弾いたことがあろうと、なかろうと、それまでの練習量がどうであろうと緊張はする。

細部ばかりではなく、全体を・・・このスタンスで弾いたつもりだけれど、やはり自分のミスは気になる。凄く気になる。弾き終わった直後、こう思った。「今度はミスなく弾きたい」と。これを繰り返すのだろうか?ミスなく人前で弾けることなんかないだろう。そんな想いを抱えながらピアノライフが続き、そして終わるのか?「今度こそミスなく・・・」と願い続けるピアノライフ?

「まっ、ミスなんか気にせず細部なんかいいから楽しく練習いたしましょう」これだど際限なく自分が底に落ちていく気がする。

ジャズを弾いた人が複数いた。ベースに合わせ、自由自在に弾いていく。むろん楽譜は見ていない。絶対に直前まで楽譜とにらめっこして「忘れたらどうしよう・・・」などというのとは違っていたはずだ。楽譜もない?アドリブの部分などはそうだろう。メロディーとコードが頭に入っていれば、ジャズの人は弾けるのだろう。

「楽しそう・・・うらやましい・・・」

クラシックの人だけ?直前まで胃が痛くなるような思いをして、忘れたらどうしようみたいな?弾き終わったら「ああ、ミスしちゃった・・・」とどこかで自分を責める。クラシックって辛くない???

楽しそうに弾きたいと思った。技巧的な曲を「難しそうね」とか「大変そうね」と聴き手が感じる、それは避けたいと。自分はどうであれ、「楽しそうね」と感じてもらいたい。実際には、弾いている間「こんなはずでは」「家では弾けたのに」とか、そんなことばかり感じながら弾いている自分がいる。実に楽しくない。クラシックだけそうなの?

ジャズのアドリブの場合、弾く直前にサウンドが頭の中に鳴るのだろう。中から外・・・というイメージ?法則(コード進行とか)はあるのだろうが、クラシックの暗譜→再現・・・のような感覚とは異なるはずだ。

直前にサウンドが鳴る?ジャズではなくても、頭の中にサウンドが鳴れば、クラシックの人もジャズ感覚(?)で弾けるのでは?例えば「チューリップ」とか「メリーさんの羊」のような曲、クラシックの人でもいきなり弾けるのでは?別に五線譜に音符を書いて譜面台を立てなくても弾けるのでは?これって頭の中にサウンドが鳴るからでは???

子どもの頃、「カーネギーホール」という映画を観た。ストーリーなどは覚えていないが、当時カーネギーホールで活躍していた往年の名演奏家が出演し、演奏していた。むろん映画なので省略して演奏していたけれど、かなりの時間を演奏そのものに割いていたように記憶している。

ピアニストではアルトゥール・ルービンシュタインが出演し、「英雄ポロネーズ」と「火祭りの踊り」を演奏していた。英雄ポロネーズは、さすがに一部カットで演奏されていたように思う。この演奏、当時の僕には衝撃的ですらあった。何度も観たし、レコードでルービンシュタインの演奏を、それこそ擦り切れるまで聴いた。

元昭和のピアノ男子であれば、おそらく「男のくせにピアノかよ?」経験はあるのではないだろうか?僕にとってルービンシュタインの演奏、演奏姿は「ピアノって男のものだぜ」みたいなことを感じさせるに充分だったのだ。まさしく元少年の英雄になったのだ。

映画の中で聴いた曲、それこそ覚えるまで聴いた。頭の中でサウンドはなる。大人になってピアノを再開して知った曲、多くの曲はサウンドとしては鳴らない。スクリャービンのソナタとかシューマンのクライスレリアーナとか・・・

でも子どもの頃、繰り返し聴いた曲はサウンドがなる。弾いたことはなくても、楽譜を開いたことはなくても・・・

ジャズ感覚でクラシックの、サウンドとして鳴る曲を弾いてみたらどうなるだろう?サウンドとしては鳴るけれど、鍵盤の位置関係で混乱するかもしれない。楽譜を読んだことはないのだから、完璧に耳覚えとなる。つまり耳コピ?正確には弾けないのだろう。でもジャズ感覚、アドリブ感覚で弾いてみたら?アドリブではないけれど、頭の中に鳴るサウンドをそのまま鍵盤に託してみたら?

そして弾いてみた。結果は昨日その場にいた人だけが知っている・・・

kaz




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