恍惚のとき
レイナルド・アーンの歌曲集のCD、購入するとしたら誰のCDがいいだろう?「それって人それぞれでは?」全くその通りだけれど、もしその人が歌曲にあまり詳しくはない場合、お勧め盤のような情報って助けになるような気もする。僕の場合、チューバ・・・とか、詳しくはない。この楽器に少しお近づきになりたい場合、誰かしらの推薦盤の情報ってすごく助かるのだ。
アーン歌曲作品のみによるCDということならば、スーザン・グラハムのCDがいいのではないだろうか?どの曲も水準以上の出来栄えだ。でもアーン歌曲、これは個人的好みではあるが、男性歌手の、つまり男の声での歌唱の方が、より恍惚、色香・・・のようなものを感じやすい。あくまでも僕の場合・・・
高音や盛り上がり箇所で、ふっと弱声、ソット・ヴォーチェにする、ここでアーン歌曲独特の魅力が発揮される。かつてニコライ・ゲッダが得意としていた歌い方だ。アーンの歌曲って、例えばパヴァロッティがトゥラーンドットの「誰も寝てはならぬ」を歌う時のような、ヒロイズム的魅力とは反対のところにある魅力だったりするのでは?神のように張り上げるのではなく、フッと遠くに行ってしまうような魅力?
「恍惚のとき」というアーン15歳の時の歌曲。まず曲に対して「えっ?これが15歳???」と感じるが、この曲も光り輝く黄金の声・・・というよりは、どこか抜きの美学の歌唱が、より相応しいような?
kaz

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アーン歌曲作品のみによるCDということならば、スーザン・グラハムのCDがいいのではないだろうか?どの曲も水準以上の出来栄えだ。でもアーン歌曲、これは個人的好みではあるが、男性歌手の、つまり男の声での歌唱の方が、より恍惚、色香・・・のようなものを感じやすい。あくまでも僕の場合・・・
高音や盛り上がり箇所で、ふっと弱声、ソット・ヴォーチェにする、ここでアーン歌曲独特の魅力が発揮される。かつてニコライ・ゲッダが得意としていた歌い方だ。アーンの歌曲って、例えばパヴァロッティがトゥラーンドットの「誰も寝てはならぬ」を歌う時のような、ヒロイズム的魅力とは反対のところにある魅力だったりするのでは?神のように張り上げるのではなく、フッと遠くに行ってしまうような魅力?
「恍惚のとき」というアーン15歳の時の歌曲。まず曲に対して「えっ?これが15歳???」と感じるが、この曲も光り輝く黄金の声・・・というよりは、どこか抜きの美学の歌唱が、より相応しいような?
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