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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

何かとは何か・・・ 

 

萌えない(?)ボストリッジのCD、萌えるCDもある。それはイギリス歌曲のCD。ブリテンとか・・・

「わぁ、ブリテンって素敵なんだねぇ・・・」心からボストリッジの歌唱を楽しむことができる。これは僕がブリテンの歌曲をそれまで知らなかったということもあるだろう。つまりシューベルトやシューマンの歌曲は、ボストリッジ以前にも多くの歌手のCDを聴いている。「水車小屋」であればヘルマン・プライ、「詩人の恋」であればヴンダーリヒのような歌手。つまり無意識に僕は現代の名手ボストリッジと彼らを比較して聴いていた?

それはあるだろうと思う。ブリテンではボストリッジの一人舞台だけれど、シューベルトやシューマンでは、過去の偉大な歌手と、つい比較してしまう・・・

プライやヴンダーリヒを聴いた時の心のときめき・・・のようなものをボストリッジにも無意識に求めた。ボストリッジだけではなく、演奏を聴く時には、何かしらの高揚感、一体感を求めたくなる。演奏を聴いている間だけ夢を見させて欲しい。空に舞い上がりたい。つまりドキドキとしたい。または一緒に泣きたい・・・

素晴らしく上手い、研究された正しい芸術がある。でも宮殿のバルコニーで手を振る王侯貴族に拍手をするだけの庶民ではイヤなのだ。「まあ、なんて上手なの」と拍手をしたいのではない。一緒になりたいのだ。演奏者と共になりたい・・・そう思う。バルコニーから手を振る崇高な芸術にひれ伏すだけではなく、共に感情を動かしたい。

シューベルトの「ます」・・・プライか、このスゼーの歌唱、迷ったのだが、スゼーの歌唱。まずダルトン・ボールドウィンのピアノが素晴らしい。川面がキラキラと光る、それをピアノで表している。スゼーの歌声は、もう何と言ったらいいのだろう?共に飛翔してしまう。歌と曲、聴き手(つまり僕ですね)が一つの光に包まれて、共に躍動し、飛翔してしまうかのような・・・

僕は聴き手として、演奏に、そのような何かを求めているのかもしれない。

そのような何かに触れたいから自分もピアノ曲を弾く・・・上手くなりたいから・・・ではないような気がする。

kaz




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