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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ヴンダーリヒ温泉 

 

ヴンダーリヒの歌唱を聴いて感じるのは、力感を感じさせないということ。ギアチェンジが必要ない・・・みたいな?細部まで研究しつくし計算しつくし、巧みにギアを変える上手さというよりは、ヴンダーリヒの場合、まるで温泉みたい・・・と感じる。湧き出る温泉。湯量豊富な草津温泉みたいな?

力感を感じさせないというのは、往年のピアニストにも感じることだ。そのあたりが現代のモダンな(?)演奏との違いかもしれない。ヴンダーリヒ、どこか往年の偉大な歌手というイメージがあり、それはその通りなのかもしれないが、彼の録音はすべて「若い頃」の歌唱なのだ。35歳で亡くなっているわけだから、自然とそうなる。この「アデライーデ」も率直というか、単刀直入的な魅力がある。どこか抑えきれない若者特有の躍動のような魅力。

すべてのフレーズが滑らかなラインというのも魅力だろうと思う。「いつの日か奇跡が起これば、僕の墓に、亡骸になった僕の心から花が咲き誇るだろう」という歌詞、こんなセリフ、60歳の達観した人間のセリフではない。若者特有のもの、ヴンダーリヒの声そのもののような・・

でも、50歳を過ぎても、聴き手としてヴンダーリヒの「アデライーデ」を聴くと、一緒に心が浮きだってきてしまうのだ。僕の心も花が咲き誇る・・・のような?そんな想い(錯覚?)さえ感じる。僕の心も昇天していくかのごとく高まって・・・のような?

一緒になれるのだ。演奏と共にドキドキできる・・・

kaz




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