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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

躍動、律動 

 

テレンス・ジャッドが残した限られた音源の中で、個人的に好きなのが、バーバーのソナタ、そしてヒナステラの第1番のソナタ。ヒナステラのソナタ、「ああ、弾いてみたい」と思わせる曲でもある。まぁ、人には好みというものがあるけれど・・・

特に第4楽章、「弾いてみたいでしょ?ねっ?」みたいな?

この曲の難しさは、シャープな音と圧倒的テンポ感の共存・・・だと思う。聴き手としてそう感じる。いい音で弾いているなと感じる演奏でも躍動感に欠け重かったり、反対にいいテンポだなと感じても、音が軽すぎて音そのものの集中力に欠けていたり・・・

テレンス・ジャッドのヒナステラは、まさにそこのツボを押さえていて、他のピアニストの追随を許さない感じだ。テレンス・ジャッド、亡くならずにピアニストとして活躍したと仮定しても、おそらくショパンのノクターンのような曲をウットリと・・・というタイプのピアニストにはならなかったような気がする。割と曲としては限定されてしまったかもしれない。でもその限られた中での爆発力というのだろうか、そこは並みのピアニストでは味わえないような魅力を発揮していたのではないだろうか?

・・・とここまで書いてきて連想したピアニストがいる。女性の、しかも若いピアニストだ。

ミハエラ・ウルスエアサというルーマニアのピアニスト。彼女のヒナステラはジャッドのそれに迫る魅力を感じる。音がシャープで、横の動きにも躍動感を感じさせる。この曲はベタベタした音、鈍重な律動では演奏して欲しくはない感じだ。

内側からの爆発的なエネルギー、それを音とテンポ感の共存で表出する魅力・・・

kaz




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