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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

現代に蘇る青きドナウ 

 

少し前までは連弾というものに偏見を持っていた。2台のピアノにはそれほどでもなかった。2台のピアノには奏者の「演奏しましょ!」という覇気が少なくとも感じられる。連弾って「ソロだと大変だから連弾でも・・・」的な演奏が多いという偏見があったのだ。「今年の講師演奏、ソロは大変だから連弾で・・・」みたいな?そのような偏見を持っていたわけです。

でも考えてみれば、2手より4手のほうが単純計算でも2倍の音が鳴らせるわけで、ソロよりもゴージャスなサウンドを具現できるわけだ。アメリカのデュオ、アンダーソン&ロエの出現で、僕の偏見は打ち消されてしまった。彼らの演奏は決して「連弾でも・・・」「連弾なら・・・」というものではない。とにかくサウンドが斬新でゴージャス!

2台ピアノ、連弾ってソロ作品と比較すると、どうしてもレパートリーが限定されてきてしまうのかもしれない。アンダーソン&ロエの特色として、自分たちで作品を作り出してしまうということがある。これって、往年の巨匠たちの方向性と結果的には同じような?自分で編曲をするという・・・

編曲という作業そのものは男性のグレッグが行っているようだ。彼の編曲、どこか往年の巨匠たち、その作品へのオマージュのようなものを感じるのだ。技巧、それも超絶技巧って聴いている人も演奏している方も楽しい、ワクワクするものなんだ・・・みたいな?

どんなに表面上は見事な技巧でも、そこに過去の研鑽、あるいは苦労を聴き手が感じてしまうのってどうなのだろう?「沢山練習したんだろうな?」みたいなものを感じてしまう。「見事ね」とは感じるのだが、過去にどれだけ指訓練、チェルニーを泣きながら(?)こなしてきたのだろう・・・みたいなものを感じてしまう見事さには、あまり心が動かない。聴き手は演奏者の達成率を聴きたいわけではないのだ。一緒に心が動きたいわけです。

アンダーソン&ロエの超絶技巧、大変そう・・・というよりは、「何これ?ワッ!キャッ!」的な楽しさ、ワクワク感満載で、そこが素晴らしい。

彼らの超絶ドナウ、シュルツ=エヴラーのものを基にしている。これはパクリというよりはシュルツ=エヴラーの作品、当時の演奏スタイル、往年の巨匠たちへのオマージュと感じる。後半はラヴェルの「ラ・ヴァルス」へのオマージュだろうか?

過去のスタイルが現代に蘇った。とにかく楽しいのだ。超絶技巧が楽しい。映像も楽しい。

kaz




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