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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

復興、そして昭和テイスト 

 

高級旅館滞在記のようなブログを読むのが大好き。ピアニストと高級旅館、受けての主観的な好みで評価が変わるという点で似ていると思う。勿論、高級旅館滞在ブログを読んで参考にしたりはする。旅館のホームページや旅行サイト(一休とか)には基本的には悪い所は何も書いていない。個人のブログには主観的感想が書き込まれているので参考になるのだ。

そのようなブログは、主観的データではあるので、人によって同じ旅館でも評価が異なってきたりはする。何を重視するかが人それぞれ。なので、同じような感性、好みの人のブログを見つけるといいように思う。このあたりもピアニストと同じかな?

僕の場合、温泉の泉質のようなものにこだわりはない。循環だろうと気にしない。でも「当館は温泉ではなく沸かし湯です」だと気にする。眺望もこだわりはない方だと思う。窓を開けると壁・・・とか、寂れた駐車場というのはイヤだけれど、海は近くに見えるが、寂れた温泉街も目に入ってしまう・・・みたいな贅沢なことは言わない。カリブ海の島ではないのだ。

初めて雑誌や旅館ブログでお馴染みの、いわゆる「憧れの宿」に宿泊した時のトキメキは相当なものだった。まるで乙女のような?「わっ!きゃっ!」みたいな?「石鹸がロクシタンだよ~」

でも、そのような宿に泊まり慣れてくると、徐々に感動も薄れてくるような?このあたりもピアノと似ている。モチベーション低下というやつでしょうか?初めて譜読みをしている時、自分で憧れの曲を実際に音にしている時のようなトキメキは長い間練習していると、やはり薄れてきたりはする。ネスプレッソのようなコーヒーメーカーも初めは「これ、全部飲んでいいの?」みたいな喜びがあったけれど、モンカフェのようなものを持参すれば同じではないの?・・・のように変わってくる。

感動が薄れたというよりは、本当に自分の欲しているものが明確になったという感じだ。僕は、洒落た和モダンの宿よりは、いわゆる「日本旅館」が好きなようだ。部屋のしつらえは畳で、男衆が布団をひきにくる。担当の仲居さんはコロコロ変わることなく、連泊でもずっと専属でついてくれる。食事処ではなく部屋食がいい。

個人的な総合判断では、お気に入り宿は、福島県の飯坂温泉、「御宿かわせみ」となる。再訪というのは滅多にしないのだが、ここだけは宿目的で何度も宿泊している。普通、旅館って、宿泊し食事も楽しみ・・・というのが普通だと思うのだけれど、ここは「食べるために宿泊する」という感じ?でも万人にお勧めかどうかは分からない。ピアニストと同じ。

「御宿かわせみ」に初めて宿泊したのは、大震災からそれほど経過していない頃だったと思う。飯坂にあるこの旅館も建物に被害があり、一時は休館していたと思う。再開してからも風評被害ということで、大変だったらしい。当時、東北自動車道なども舗装が波打っていたような?

「最高のサービスをご提供いたします」と凛として「御宿かわせみ」は佇んでいた。高級旅館としての熱いプライドを感じたりした。「私たちがまず復興しないでどうする?」みたいな?そのあたりもピアニストに魅力を感じる要素と同じだ。

「御宿かわせみ」は飯坂の温泉街からは離れている。住宅街に突然に広大な敷地の中に、木々に隠れた高級宿が・・という感じかな?飯坂温泉街そのものは、多くの他の地方の温泉街と同様、バブル崩壊後は、ちょっと寂れた印象がある。廃墟とまではいかないが、閉館してしまった宿跡もある。一時の熱海のような?温泉街特有の不景気と震災のダブルパンチという感じだろうか?

でも飯坂温泉は頑張っているような気がする。不景気も何のその、風評被害も何のその・・・

飯坂温泉には東京在住の人にも有名な宿がある。僕の好みとは、ある意味「真逆」な傾向の宿なのだと思うので、宿泊はないだろうが、頑張ってきた、頑張っている・・・という印象。「ホテル聚楽」ってご存知ですか?本社は東京にあるんですね。総合エンターテインメント宿として、まずは群馬県の水上温泉に出現した。飯坂聚楽ホテルは、たしか1960年代に出現したと思う。まさに高度経済成長期、バブル期を代表するような宿だ。伊東温泉の「ハトヤホテル」みたいな感じだろうか?昭和テイスト満載の宿。

飯坂聚楽ホテルはCMでお馴染みのような気がする。僕ぐらいの年代の人は非常に懐かしいのではないだろうか?

今年の旅行先、宿選びに迷ったら、福島県飯坂の「御宿かわせみ」もしくは「飯坂聚楽」を候補にしてみたらどうだろう?

kaz




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