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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

真剣な趣味 

 

「どうせ趣味なんでしょ?楽しければいいじゃない?今さらプロのピアニストになれるわけでもないんだし・・・」こんなことを言うピアノ教師は存在するのだろうか?「まさか、いないわよ!」という声が聞こえてきそうだが、こんなことはないだろうか?A君は基礎力が足りない。古典派の作品のスケールとか、かなり弱点が露出してしまう。でもギロックのある種の曲だったら、その弱点が隠される。「一応雰囲気も出して弾いているじゃない?ソナチネ?う~ん、A君は音大に進むわけじゃないし、ギロックのような曲だったら練習してきてくれるので、まぁ、いいんじゃない?」

いいわけないよね?・・・と僕は思うのだが?逃げのギロック、逃げのキャサリン・ロリンでいいの?

「でも本人は楽しんで弾いているのだから・・・」楽しさって何?

曲を美しく、音楽的に演奏するということに対して、「趣味なんだから・・・」と教師側が思ってしまうのは、これは怠慢ではないかと。逃げのギロックでピアノを辞めたA君が社会人になってピアノを再開したとする。その時に「ああ、あの時もうちょっときちんと習っておけばよかった・・・」と絶対に思わせないのが重要なのではないだろうか?ブランクが長くてということではなく、絶対に子ども時代のピアノで後悔させてはいけないのでは?

真剣な趣味というものもあると思う。真剣=専門的に学ぶ=音大進学=ピアニスト・・・今の時代、こんな設計図は時代遅れではないだろうか?

「趣味なんでしょ?」この言葉の根底に差別意識を感じる。「どうせあなたは・・・」みたいな。音大になんか行かない。でもピアノは真剣に習いたいの。だって美しく弾きたいから・・・この当たり前の欲求に専門も趣味もないのでは?

アメリカ、テキサス州の、ある高校生たちのパフォーマンス。普通(?)の高校の、ある意味部活動みたいなものだろうか?舞台に立っている全員がブロードウェイを目指しているわけではないだろう。ほとんどの生徒が大学に進学したり就職したりするのだろう。趣味・・・になるのだろう。専門・・・ではないよね?

彼らのパフォーマンスは真剣な趣味のように感じる。

「趣味だったら楽しければいいじゃない?」「ミュージカルなんかに夢中になっていないで将来のために勉強したら?」

高校生たちから学ぶことも多々あるような気がする。

kaz




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