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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

シェイプ王のバッハ 

 

「えっ?バッハもペダルつけていいの?先生がバッハはペダルをつけちゃいけないって・・・」

これは難しい。基本的にバッハの曲をピアノで弾く場合、原則ノンペダルというのも変だとは思う。でもこの場合は、ペダルなしでという先生の指示がどうなのかということは、レッスン現場がどうだったかによる。生徒がペダルの踏みすぎで音の混乱、洪水がおこっていたのかもしれない。そのような場合は「そんなにペダルを踏まないで」というのは間違えでもないと思う。状況次第・・・

ピアノによるバッハの演奏で退屈なのが、ノンペダル、ノンレガートで通してしまうポツポツ禁欲バッハ。あたかも聴き手に「素敵・・・」と感じさせてしまうのは、神聖なるバッハを人間感情に引きずり落してしまうかのような、レベルを下げてしまうかのような、そんな思い込みがあるような演奏。

でも「歌って~」という音楽とも異なる。同じような音型を繰り返しているような?ロマン派のピアノ曲を比較すると多声ということの他にも「音楽が異なるのだ」と思う。

バッハって「音型美」の音楽なのかもしれない。表情をつけて歌うのよ~的な音楽ではない。音型美、つまりドミソとかミレドみたいな音の高低、ミーレドとミレドの違い、音の長短を感じるみたいな?そこに美しさを見出すというか?

アメリカの音楽とは離れてしまうけれど、ジュリアン・ブリームのバッハが素晴らしい。何の気負いもなく小曲を弾いている感じなのだが、さすが「音型王」「シェイプ王」見事な演奏だと思う。

音型美を感じないと、それは「印刷王」というのだろうか、印刷された音符をツラツラと弾いている演奏になってしまう気もする。ドレミは美しい。

kaz




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