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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

「ねぇ、ピアノ習ってるんでしょ?何か弾いてよ」 

 

クリスマスシーズンになると思い出す。アメリカにいた頃は「典型的なアメリカの家庭」に招かれたものだ。感謝祭やクリスマス、基本的に留学生って家族と離れているので、孤独に過ごすことになる。アメリカ人学生が、そんな東洋からの留学生を不憫に感じてか、「ねえ、予定が決まっていなかったら僕の家でクリスマスを過ごさない?」つまり彼らの実家に招待されたりすることが多かった。結構メイン州とかモンタナ州、テキサス州など、自分からは訪れないような州の田舎(?)で感謝祭やクリスマスを過ごした。大都会、ニューヨークやボストンのクリスマスの街並みの飾りつけも綺麗だが、田舎の、家庭のクリスマスを経験し、「本物のクリスマスだぁ!」などと感じたりした。家族が集う・・・部屋にある大きなツリー、外は雪、ホワイトクリスマス・・・

ごく自然に楽器(多くの場合ピアノ)を嗜む人がアメリカ人には多いような気がした。別に超絶技巧のクラシック曲を披露するわけではない。ポップス系(彼らには懐メロ?)の曲をポロンと弾いてしまったりする。「ピアノ弾けるんだ?習ってたの?」「いいや、別に・・・」

ピアノを習う、ピアノ教室に通う、日本の場合、平均的にはどのくらいの期間だろう?6~10年くらい?小学生時代に習っていた・・・という人が多いと仮定するとそんな感じかな?専門的に音大に進むという人もいるだろう。割合としては少数派になるのかもしれないが。卒業後、例えばその元音大生が40歳、50歳になった時、ピアノ関係の仕事はしていなかったとして、「ねえ、何か弾いてよ?」と言われた場合、何かしらの曲をすぐに弾ける人ってどれくらいいるのだろう?

「何か弾いてよ?ピアノ習ってるんでしょ?」「何か弾いてよ?音大卒業したんでしょ?」

最も言われたくない言葉?「何かと言われても・・・えっと、この間暗譜で練習会で弾いた○○はもう弾けないし、今の習っている曲は譜読み中だし・・・」「別に難しいクラシックじゃなくてもいいからさ」「えっ?もっと弾けない・・・」

素人さんって困るのよね。ピアノを習っていれば、いつても何か弾けると思ってる・・・

素人さんって困るのよね。ピアノの先生って何でも弾けると思ってる・・・

その素人さんの立場に立ってみる。10年も習っていた、なのに何も弾けない。これって不思議なのではないだろうか?ちょっとした曲でいいのだ。「虹の彼方に」とか「エリーゼのために」とか。「えっ?練習しないと・・・」

これが素人さんには不思議なのだ。難曲なら練習しないと・・・だろうが、ちょっとした曲でさえも弾けないって?

習っている、昔習っていた・・・小さなシンプルな曲でさえも、いきなりは弾けない・・・

ピアノ界ではそれが常識(?)なのかもしれないが、普通の世の中(?)からしたら、これは不思議現象かもしれない。

「ねえ、何か弾いて・・・」何か弾けます???

kaz




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