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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

愛で終わる人々 3 

 

フィオレンティーノよりも、さらに知名度の低いピアニストかもしれない。サンドロ・デ・パルマというピアニスト。チマローザのソナタを演奏しているのだが、実に美しい演奏だ。ピアノのトーンそのものが歌みたい。イタリア人だから・・・と言ってしまえばそうなのかもしれないが・・・

この動画はピアニスト本人がユーチューブにアップしている。バルコニーからの雪景色、これは自宅のバルコニーから撮影しているものと思われる。また、近所(ローマ)の雪景色も美しい。美しい演奏は、美しい住環境に関係している?毎日目に入るものだから、可能性はあるかもしれない。ピアノが上手くなるためには美しい景色の中で暮らせばいいのか?

さり気ないような美しさなのだが、左手の刻みにメロディーを合わせています的な演奏ではなく、メロディーが生きている感じ?よく聴くと(よく聴かなくても)フレーズ内で旋律の動きが一定ではなく、山に向かって、そして落ち着いて・・・のような自然な動きがある。長い音符はエネルギーがあるように、細かい音符は枯れ葉がチラチラと落ちるように・・・この動き、イタリア語の会話に似ているような気がする。つまり言葉に抑揚がある。

フランス語って美しい言葉とされているらしいけれど、フンフンと抜けてしまう感じで、個人的にはイタリア語の方がサウンドとして音楽みたいだなと感じる。何を言っているのかは全く分からないけれど、だからこそ「あそこの店で洗剤買ってきて」のような日常的な言葉でも音楽的に聴こえるのかもしれない。

母国語に抑揚がある、これは外国人にとって日本語を学ぶ際のネックになるらしい。どうしても外国風(?)な日本語、抑揚の激しい日本語になってしまう。その場合、「全部が8分音符。それ以外はないの」と指導すると、少しは日本語らしくなるのだそうだ。

日本人が西洋音楽を演奏する、そして「なんだか音を並べているだけ?」と感じる場合、この逆をすればいいのかもしれない。自分たちの言葉は、イタリア語と比較すれば「全部が8分音符」なのだから、意識的に抑揚を感じなければならない。タモリのように「なんちゃってイタリア語」を話してみたら?それをそのままピアノに移してみたら?意外と抑揚効果ありかもしれない。

kaz




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