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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ゴールデンピアノ時代 1 

 

初めて医大生にホフマンの演奏を聴かせてもらったのは、いつだろう?あまり記憶は定かではない。小学生の頃だったというのは、はっきりしている。何の曲だったか、それは覚えている。ショパンの2番の協奏曲だったと思う。子どもなりに、ある一つのことを知った。演奏というものは、スポーツ等とは異なり、絶頂期というのだろうか。頂点というものが必ずしも現代なのではないのだということ。そのことを、はっきりと感じ取った。音楽分野でも、例えばエディションの研究などは、そりゃあ最新の成果が素晴らしいのだろう。スポーツの世界も、記録というものは、やがて破られていく。頂点は今現在、さらに未来へとつながっていく。

もしかしたら演奏、ピアノ演奏というものの頂点、黄金の時代は、現代ではなく過去に一度花開いていていたものなのではないか?

ヨゼフ・ホフマンの演奏、個人的には1937年の旧メトロポリタン歌劇場で行われたライブ録音が最高であると感じる。「ゴールデンジュビリー・コンサート」と呼ばれている演奏会。

幸いにも「ゴールデン・ジュビリー」のCDはネットで容易に手に入る。

音楽雑誌をたまに開き、ピアノ関係の文章、アマチュアやプロのブログなどを読み、ユーチューブでの現代スターピアニストの演奏を聴いたりすると、ピアノ演奏も過去、現代、そして未来という方向に進んでいるように感じてきたりもする。演奏技術、ノウハウの浸透等々。40年前の演技よりも、現代の演技の方が進んでいる・・・みたいな、どこかフィギュアスケートを観る時のような感覚。

昔も、まぁ、それなりに素晴らしい人もいたのでしょうが・・・昔もではなく、もしかしたら「昔は・・・」なのではないかという素朴なる印象、そんなことをホフマン・ジュビリーコンサートから感じることがある。

過去の偉大な演奏、主観的なものを考えなければ、それはホロヴィッツの演奏を思い浮かべる人が多いのではないだろうか?人によっては、チェルカスキーとか。彼らはギリギリ過去の黄金の金粉を現代のホールに散り巻けた人たちでもあったように思う。さらに、もう少し過去、もう少しだけ過去のピアノ、黄金時代というものを探検してみても楽しいかもしれない。

チェルカスキーは、たしかホフマンのお弟子さんだった・・・

kaz




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