ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

底からの復活 

 

1993年から演奏会のキャンセルが続き、ガヴリーロフは完全に干されてしまった。

この時期、「そういえば、最近新譜も出ないし、来日しないなぁ・・・」などとは感じていた。活動休止期間は、なんと8年間も続いた。
彼なりにキャンセル、そして活動休止の理由はあったようだ。

「自分自身に満足できない。今のやり方を続けていると、自分が思い描いていた芸術家のイメージからどんどん遠のいていく。音楽は産業にはなりえない。トラクターを作るのとはわけが違うのだ」

暗中模索の日々だったのではないだろうか?復帰も諦めかけたころ、「音楽が見えた」のだそうだ。なんとなく分かるような気もするし、何が見えたのか、大きな謎に包まれているようにも思える。

でも復帰後のガヴリーロフは何かが変わった・・・それは分かる。外見も変わったかな?人間らしくなったというか、余計な力が抜けたというか?特大の指輪も、かえって自然に感じる。

演奏そのものは、憑き物がとれた・・・というのだろうか?そんな感じもする。

8年間、長かったのではないかな?その8年がこのバッハを生んだとも言える。

kaz




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