ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

初めてのショパン 

 

初めて先生にショパンの曲を頂く、これはピアノを習っていて嬉しい瞬間だろうと想像する。想像・・・と書いたのは、僕は子どもの頃はショパンの曲を先生から許可されなかったから。でも嬉しいだろうなぁと思う。初ショパン・・・

ワルツ・・・になるだろうか?あるいはプレリュードの4番とか6番?いきなり「幻想即興曲」というのは難しいのかな?

マズルカのOp.68-3あたりはどうだろう?ピティナによれば(?)ブルグミュラー(25だろうと思う)の後半ぐらいのレベルらしい。楽譜面としてはバイエルの最後のあたりより、このマズルカの方がシンプルなのではないだろうか?

間違えずに弾く、音符を並べる・・・という意味では、このマズルカは「易しい」のかもしれない。「バイエル程度」となるのかな?

たしか小学校の音楽の授業だったか、長調は「明るい」短調は「暗い」と習った記憶がある。ピアノ教材のワークブックのようなものには、今でも長調は「明るい」、短調は「暗い」のような大雑把な説明をしているものもあったような?

まぁ、長調は暗いんです・・・とも説明はできないだろうが、この「明るい」「暗い」という明朗仕分けのような説明ってどうなのだろう?そもそも音楽って、そう単純に「明るい」「暗い」なんて分けられないのではないだろうかと。「嬉しい」と「悲しい」というのも、ちょっと大雑把すぎるような気がする。分けられないから、だから音楽として存在しているのでは?

「この曲は長調ですね。マズルカというのは踊りの曲なんですね。なので明るくリズミカルに弾きましょう!」このOp,68-3のマズルカを弾く時に、それでいいのかな?なんとなく疑問に感じる。でも子どもが初ショパンでこの曲を弾くと仮定したら、先生に「明るく、リズミカルに・・・」なんて言われたら、子どもなりにそのように弾こうと頑張ってしまったりするかもしれない。

A子はタンスの整理をしていて、黄ばんだ写真を見つける。離婚した夫と自分が写っている。子どもたちも楽しそうだ。ああ、昔はこんな家族旅行もしたかしらね。夫には未練はないし、あんな奴は三行半。どうにでもなれだわ。でも、幸せな家族だった時もあったのね。哀しいというのとは違う。なんだろう、懐かしさかな、でもあんな奴とは暮らしたくないから昔に戻りたいなんて死んでも思わない。でも、なんだかね、心がズキンとするというかしら、なんなのかしら?

これがマズルカOp.68-3・・・かなぁ?かなり独創的な解釈(?)だと自分でも思うが。微妙な心の隙間、それを音楽は明確に表現してくれると思う。

演奏しているのは、ポーランドのピアニスト、ヘンリク・シュトンプカ。何故か日本での知名度が著しく低いピアニストなのだが、ショパン、特にマズルカの演奏がとにかく素晴らしい。

パデレフスキ版のショパンの楽譜を開いてみよう。ショパンの肖像画、自筆譜のページの次に、編集した人の名前が書いてあるはずだ。パデレフスキ版なので、最初にパデレフスキ。二人目にルドヴィク・ブロナルスキ、そして三人目に、日本語版だと「ユゼフ・トゥルチヌスキ」とあるはずだ。この人のお弟子さんたちが、皆素晴らしいのだ。ヘンリク・シュトンプカもこの人のお弟子さんだった。有名どころでは、ハリーナ=チェルニー・ステファンスカもこの人の門下だった。

ヘ長調、踊りの曲・・・明るくていいのかな?

kaz




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