ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

縫いぐるみポロネーズ 

 

現在、練習中の曲、正確には練習を始めた曲が、ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。この曲は、まずメカニカルに難しいと思う。特に大ポロネーズの部分。すべてのピアノ技巧を盛り込んでみましたという感じ?

細かなパッセージ練習は重ねていくのだけど、「まずは音符が並んでから表現を・・・」という手順にならないようにしたい。一応弾けてから・・・みたいなことはしない。

でも、やるべきこと(音を読むということも含め)満載だから、ついつい「まずは・・・」となってしまいそうなんだよね。この「まずは・・・」という部分も難しいのだが、技巧満載の部分を「指練習ですか?」のようにならないように弾くのが、さらに難しそうだ。

さすがに有名な(ワールドワイドというか?)ピアニストはポロネーズ部分も指練習のようにはなっていない。でも非常に表面的には弾き込んでいて達者な演奏をする人でも、指練習というのは大袈裟だとしても、「パッセージをさらい込みました」的な、残念な演奏が、このポロネーズには多いような気もしている。そのあたりが、この曲独自の難しさのような気がしている。同じショパンでも、バラードなどとは違う難しさのような?ついつい「さあ、バリバリ・・・」みたいな?

ものすごくテクニックを必要とする曲なのではないかと。テクニック概念の不足が顕著に出てしまう曲ではないかと。

なぜ「バリバリ・・・エチュードみたい」となるのか?それはテクニックが不足しているから。このあたりを整理してから練習を始めないと、この曲は失敗してしまいそうだ。メカニック、テクニック、異なるものだが、重なる部分もある。そこが難しい。表情、表現というものは、決して「後付け」するものではない・・・

歌い込み系(?)の曲だと、上手くいかない場合、「なんだか固いわねぇ・・・」のような印象になると思うけれど、このポロネーズは上手くいかないと、メロディー、歌わなくちゃ、パッセージ、いきなりパラパラバリバリ・・・のような奇妙な印象になってしまうのではないか?

美しいアンダンテ・スピアナートが終わり、高らかに前奏、そして最初のメロディー、このメロディーが震えるほど素敵だ。でもその後は、割と繰り返しが多い。最初のメロディーの震えを、残りの8分、持続させて聴いて頂くのが本当に難しそう。

この曲の演奏で、現役のピアニストで個人的にダントツに素晴らしいと思うのが、若い頃のフレイレの演奏。

この動画の最初、5秒くらいのところで、一瞬「縫いぐるみと戯れるフレイレ」が登場する。思わず、「可愛い♡」と微笑んでしまいそうだ。この微笑み感を8分間持続させる。どんなにパッセージ、音階、オクターブが雪崩のように押し寄せてきても・・・

kaz




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