ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ピアノの老後対策 2 

 

「どうしたんだ、僕は息子だろ?どうして分からないんだ?どうしちゃったんだ?」

意味不明な言動、剃刀を冷蔵庫にしまったりする。息子の僕を「父さん・・・」などと呼んだりする。

「アルツハイマー型認知症ですね」医師はそう言った。「父は治らないのですね?」「治るということはありません・・・」

この世の終わりと感じた。「なぜ父が?」「なぜ僕が?」

父の人生は終わったのだと感じた。僕は何もしてあげられない。

終わったのだ・・・

父は歌手だった。その歌声は慣れ親しんでいて、今まであまり意識したこともなかった。父は変わっていないのでは、ふと父の歌声を聴いてそう感じた。

今も父はいる。どうして父と一緒に歌わなかったのだろう?寄り添わなかったのだろう?

父の人生は終わってなんかいない、父と一緒に歌いながらそう感じた。父は何かを表現したいという意思を持った一人の人間なのだ、一緒に歌いながらそう感じた。

kaz




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