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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

単音練習 

 

ピアノの日々の練習ってパッセージの練習になりがちではないだろうか?弾けない箇所を弾けるように、それが練習。

「それ以外になにをやるの???」

不思議に思ったことはないだろうか、何故ピアノには声楽のような発声練習、管楽器のようなロングトーン、このような練習が一般的ではないのだろう?

「あらぁ、ハノンの練習がピアノの基礎練習なんじゃない?」指の強化という意味合いではなく、トーンの研究、練習という目的で使用するならば、ハノンはシェイプが単純で繰り返しばかりだから、いいかもしれない。つまり譜読みに時間を取られない。

ピアノのトーン練習って?例えば、ミレド・・・のような下降形のシェイプを単音で、いかに美しく演奏するか・・・のような、そのような練習。

「歌を聴くといい」とよく言われる。別に実際に舞台でオペラを歌うわけではないのだから、発声だの、横隔膜がどうのこうのということは関係ない。そうではなく「シェイプ」を聴く、感じる、これがいい練習になるような気がする。素晴らしい歌手は、単音(歌だから単音なのだが)の扱いが非常に上手だ。ミレド・・・への情念(?)が並みのピアニストとは格段に違うのだ。

これはカバリエのトスカ。実際にトスカを演じ、歌うわけではないので、解釈とかそのようなことではなく、ひたすらカバリエのシェイプを聴いてみる。音程が広がった場合、どのように歌っているか、長い音のテンションは?順次進行の音型は?そのようなことを聴いていく。

アリアのクライマックス、この動画だど2分50秒あたりからになるだろうか、シ♭~ラ♭~ソ~・・・という順番に下がってくるシェイプがある。おそらく声楽家だったら、まずカバリエがこの箇所をノンブレスで歌っているということに驚嘆すると思う。発声とか?でも我々は彼女のシェイプを聴く(盗む?)のだ。ピアノに応用するために。

「えっ、シ♭~ラ♭~ソ・・・すぐに弾けたけど???」

弾くだけなら簡単だ。押すだけと言うか?そうではなくカバリエ効果をピアノで単音で出せただろうか?

ピアノの練習、パッセージを押せるようになるだけ・・・という練習だけになっていないだろうか?

kaz




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