ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

レパートリー 

 

ピアノ、クラシック音楽全般について素人の人。厳密には僕も、そしてこのブログを読んでくれる人も、アマチュアの人が多いと思うのだが、そのような意味での素人、プロですか、それとも素人ですか・・・という意味での素人ではなく、クラシック音楽に全く日常生活において接点のない人。「エリーゼのために」を聴いたことはある。「あっ、これ知ってる」でも作曲者を知らない。「えっと、チャイコフスキー?」みたいな?「白鳥の湖?えっとシューベルト?」みたいな人。

統計から考えてみると、毎日通勤電車の中で会う人たち、ほとんどの人が、このような素人ということになる。ピアノを習い、サークルに出席し、日常的にピアノオフ会などにも馴染んでいると、ついピアノを弾く人に取り巻かれてしまったりするけれど、ピアノを弾いている人は全体からするとごく少数なのだと思う。つまりマイノリティ???

素人さんって、ピアノを習っている人は、なんでも、どのような曲も弾けると思っていたりする。これは困る。「ねえ、幻想即興曲弾いて!」「リストの・・・何だっけ、愛の夢、それ弾いて!」

「弾いてと言われても・・・」

ピアノ教師なんか、きっと素人さんは「先生なんだから何でも弾けるのよ」と思っている人は多いのではないだろうか?僕だって○○流の生け花の師匠とか、なんでも知っている、お花については、できないことはない・・・みたいに思ったりもするもの。

レパートリー・・・実は持っていない人、プロは別として結構多いのではないだろうか?別に人前で暗譜で完璧に・・・ということではなくても、「えっと、今習っている曲は譜読み段階だし、発表会で弾いた曲は忘却の彼方でもう弾けないし。あっ、この間のレッスンでハノンが合格したから、スケールのヘ長調だったら弾けるわ」

これはちょっと寂しい。ハノン・・・ではなくても、チェルニー、この間合格したから〇番だったら弾けるかも・・・これもちょっと寂しい。

何か、いつでも弾ける、自分の惚れた(!)曲があっていいように思う。「ねぇ、ピアノ習ってるんでしょ?何か弾いて」と言われたら弾ける曲。つまりレパートリー。

僕の経験では、アメリカ人って、そのようなことに関して屈託がないというか、おおらかというか。クリスマスや感謝祭などで、ピアノがあったりすると「ねぇ、弾いてよ」とか、よくある。その時に「実は習ってはいるんだけど、譜読み段階でぇ・・・」とか「そんなぁ、人様にお聴かせできるようなもんじゃなくってよ!」ということは少なく、何か弾いてしまう人が多い。その演奏が「譜読み中ですか」のようなものであったとしても(そのようなことは多かったように感じる)、少なくとも「実に楽しそう」ではあった。別にコンクールでもないのだから、それはそれで羨ましいと思ったりもした。

「なんで自分は弾けないとか、下手だからなんて言うんだ?」などと叱責されたことさえある。

文化の違いと言ってしまえばそれまでなのかもしれないが・・・

素敵だな・・・そう思ってピアノを始めた、再開したのであるのならば、その「素敵だな」を他人と共有できたら楽しいのではないだろうか?

kaz




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