ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

70パーセントの法則 

 

日本人と欧米人との感覚の違い、それは「死」というものに対して大きく異なると感じる。欧米人といっても僕が個人的に知る欧米人はアメリカ人が多いのだが、死に対しての感覚が日本と異なる、これはアメリカでサナトロジーという学問が発展しているということと何か関係があるようにも感じる。

もし自分が重篤な病、例えば末期の癌になってしまったとして、それを高齢の親に告げるか?日本人の場合、多くの人が「ご両親には黙っていたほうが・・・」と言う。「あなたはスッキリするかもしれないけど、それは親にとってショックだから・・・」とか。アメリカ人の場合、逆に「秘密にしていたら親が気の毒だ」と考える人が圧倒的に多い。「もし、知らなかったら、あなたとお母さまとで本当にやりたいことができないかもしれないじゃない?」「後から知ったら、そりゃあ後悔するでしょう?ああ、○○をすればよかったと」こう考える人が多いのだ。

年老いた親には過酷?なんとなくそれも分かるけれど、一人の人間としての信頼感があれば告げる方がいいのではないかと思う。こう考える日本人は、どうも少ないようだ。辛いことを共有することで絆が深まるということはある。あなたを一人の人間として信頼している、だから告げたのだ・・・みたいな感覚だろうか。

70パーセントの法則、これは「とある国」だったり「イギリス」だったり「オーストラリア」「アメリカ」だったりするのだが、まぁ、欧米各国では標準的な数値なのだろうと思う。サナトロジーの概念が浸透していない日本では、もっとパーセンテージは高いように僕は思っている。何の法則なのか?それは後悔する人の割合。

死の間際、70パーセントの人が言葉での表現は多少異なれど、共通した言葉を残して死んでいくのだそうだ。

「生きている間に、もっとチャレンジしておけばよかった」「人の人生ではなく自分の人生を生きればよかった」

欧米でさえ7割の人が、このような後悔を感じながら死んでいくのだとしたら・・・

死ぬ間際には、自分がやらかしてしまった(?)失敗、穴があったら入りたい・・・的なことを後悔することはない。「やったこと」ではなく「やらなかったこと」に対して人は後悔するのだ。

もし、自分のピアノ演奏に関して、「拙くても他者と曲の素晴らしさを共有したい」とか「自分が涙したような感覚を、今度は自分が演奏して聴いている人に伝えたい、心の中で手をつなぎたい」と感じるのだったら、今からそうすべきなのだ。「初心者なのでぇ・・・」「ミスばかりだしぃ・・・」と言っているうちに死んでしまうかもしれない。

やったことを後悔はしない。やらなかったこと・・・

kaz




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