ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

シンガーソング車掌さん 

 

某所で読んだのだが、最近は真剣なピアノ教師が少ないという内容。その中で、本業(ピアノを教える)だけではなく、パートなどの仕事を掛け持ちしたりする(本業に対して真剣ではない)教師もいると書いてあった。ちょっと気になった。ピアノを教えることによる収入だけで自立できなかったら、他の仕事をするのは僕は当然だと思う。もちろん、経営努力(自身の演奏とか、指導法とかすべて含め)は必要だと思う。教えることだけで自立を目指すことは大切なことだとは思わないでもない。でもパートの仕事などをしていると「不真面目」とは言えないと思う。ピアノを教えることだけで食べていける人の方が、むしろ少ないのでは?

僕の叔父は流しだった。立派な職業だけれど、叔父は夢を追い続けた売れない歌手でもあった。家族も含め、世間からの風当たりも相当強かったと思う。男性のピアノ教師は少ない、そもそも音大ピアノ科に進学する男子学生も少ない。これはピアノが女の子っぽい楽器だからではないと思う。

音大を卒業しました、教室を開きました。自立して生活できています・・・という人は少ないだろう。多くの人はパトロンでもいればともかく、実家のお世話になるということもあるだろう。本来はそこに差があるべきではないのだろうが、やはり男性の方が「ピアノ教師です。収入はまだ3万円です」という人に対しては女性よりも世間は冷たいのではないか?

軌道に乗るまでに時間はかかる。それが普通だとしても、日本社会は、まだまだ「就職」というよりは「就社」という社会だから、大学卒業時に、特に男性は悩むのではないだろうか?なんとなく音楽を職業とするのを涙ながらに諦めなければならなかった男性の数は女性のそれよりも多いような気がする。

この人は、旧国鉄、現在のJRの車掌さんをしていた。この曲がヒットしてテレビに登場するようになってからも、国鉄は退社せずに車掌さんを続けていた。国鉄がJRに変わった時期に退職している。その後は家業の漁業を手伝ったりしている。

僕は、このような歌を書き、歌う人が、音楽に対して不真面目だったとは思わない。

kaz




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