ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ファースト・ジェントルマン 

 

2年ほど前だろうか、当時のデンマーク大使、A.カーステン・ダムスゴー大使が皇居訪問の際、配偶者を伴うことを日本の外務省から拒否されたという事件(?)があった。デンマークでは同性婚が認められており、ダムスゴー大使の配偶者は同性、つまり男性だったのだ。男性に男性の配偶者がいるなんて認められないと外務省は判断したことになる。世界的な流れからすると、信じ難いことだと思える。しかしながら、日本では次のような一般の意見も多く、非常に哀しく感じたものだ。「ゲイを大使などに任命するデンマークという国がおかしい」

国のトップ、つまり首相がゲイである・・・このような国は存在するのだろうか?実はある。アイスランドのヨハンナ・ジグルザルドッティ、ベルギーのエリオ・ディルポ、そして現職ではルクセンブルクのグザヴィエ・ベッテルが国のトップであり、ゲイ、つまり同性愛者。多いと感じるか、少ないと感じるかは、その人次第なのだろうと思う。

今年、北大西洋条約機構のサミットが開催された。つまりNATOのサミット開催。このサミットそのものについては、日本でも報道されたような気がする。普通、このような公務には首脳だけではなく、パートナー、配偶者も同伴する。つまりトランプ大統領だけではなく、メラニア夫人、マクロン大統領だけではなくブリジット夫人もファースト・レディとして参加する。ファースト・レディはお人形さんではないので、仕事というか、公人として活動することになる。そのファースト・レディの中に男性が・・・

その男性、ルクセンブルク首脳の配偶者、ゴーティエ・デスト氏。ベッテル首相の配偶者ということになる。ファースト・レディというか、ファースト・ジェントルマンだ。

NATOでは、日本の外務省のように「ゲイ?認められないね」と拒絶されることはなく、堂々と(?)ファースト・ジェントルマンはレディたちと同等に活動し、その様子も写真に収められている。これは、世界的にはゲイだろうが、その国で同性婚が合法化されているのならば、それを尊重する、人として同じなのだという、当たり前のことを認めているということだとも思う。世界はもうその流れ・・・なのではないだろうか?日本は鎖国をしているわけではないから、世界の動向と無縁でいることもできないだろうと思うが・・・

日本ではスルーされてしまったようだが、これはとても清々しいというか、素敵なニュースではないだろうか?

kaz




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