ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

バーブラ・ストライサンドのファンとしてのグレン・グールド 

 

僕は、そうではない面が多々あるにせよ、バーブラ・ストライサンドとシュヴァルツコップの間には、確かに類似点があることを、はっきりさせたかった。彼女たちは、何よりも、言ってみればイタリック体の巧妙な使い手、つまり強調の妙手だと思います。二人とも思いもよらない些細な箇所、たとえばエンハーモニックの微妙な変化などに、注意を引きつける傾向があり、それを慎重に、それどころか、細心に考え抜いた方法でやっているに違いないのに、ふとその場で浮かんだ思いつきのように聴かせる術に長けているのです。

シュトラウスの「カプリッチオ」の最後の場面でのシュヴァルツコップの強調の仕方に比べられるものといっては、ストライサンドが、デイヴ・グルーシンの「子どもが生まれた A Child is Born」を歌う時ぐらいしか思いつきません。

あの歌には、異なるモードの二つの下降スケールが出てくるのですが、ストライサンドがそれを歌う時の抑揚のつけ方といったら・・・ただ、もう、信じ難いくらい、身動きもできないくらい素敵です。これほどまでの感動は、それがなにゆえかを語る言葉を失わせます。

Glenn Gould




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