ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

拾う練習は導入期で 

 

表現力というのは、アクセサリーを付け足すような感覚、つまり自分の感情を盛り込むというよりは、楽譜の連なりというのかな、音が上昇しているとか、そのパターンが崩され、同じ音が連続するとか、倍の長さの音が急に出てきたリとか、休符があったりとか、そのようなもの、つまり変化を、楽譜から拾い、感じ取ることと考えてみる。そのような観点で、鑑賞者として曲を聴いてみる。

「あら、素敵な歌い方ね」「この歌手、いいね、誰?」という場合、その歌手の何かに惹かれたということだと思うが、こう考えてみる。その歌手は、人によっては、ただの音の羅列になってしまうようなものから、何かを感じ取ったり、拾い上げる能力、そしてその実践力に長けていると。

ペリー・コモの、この歌唱の楽譜、歌のパートはそれほど複雑なものではないだろう。では、同じ楽譜を平均的な幼稚園生が歌ったとしたらどんな感じだろう?無理やり想像してみる。お歌の会か何かで、全部の音符がマルカートで、元気一杯、身体中でリズムを取りながら歌ったとしたら?ペリー・コモの歌唱とは、かなり異なった印象の歌になると思う。でも楽譜は同じ・・・なのだとしたら?

拾う感性、これは、もしかしたら、ものすごく早い段階で分かれ目があるのかもしれない。それは、楽譜(教材)というものがシェイプを持った瞬間、そのような曲を初めて弾く(習う、あるいは教える)瞬間・・・

音符の数が、どんなに少なくても、モチーフがありフレーズがあり、連なりに変化というものがあるのならば、そこから「拾う練習」をした方がいいのではないだろうか?ブルグミュラー程度?いや、もっと早い段階で必要な気がするな。バイエルの中ほどでも、「ただ音を並べている」となるのならば、それは、その前の段階で何かを落としてきているのかもしれない。

kaz




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コメント

 

歌が素晴らしすぎて・・・

聴きながら文章を読もうとしたんですが、だめ!

歌が素晴らしすぎて、本文の内容が頭に入ってきません!

う~ん、歌もさることながらストリングスがいいです。
こういう表現、ピアノは不利です。
そういえばオリジナルも弦楽四重奏+ギターでしたね。

知人に薦められて、Charlie Parker with Strings、Clifford Brown with Strings、という古い録音のCDを聴きました。
そのときに感じたのと同じで、「ピアノでこういう表現できるの?」と思います。

ピアノ練習に行き詰まってます。

ぴあのけものみち #G0VbINhw | URL | 2017/06/05 18:59 | edit

ぴあのけものみちさま

このような歌表現、言葉を失ってしまうというか・・・

このような表現、楽譜に書いてあるとしたら・・・ということでしょうか。

kaz #- | URL | 2017/06/06 18:58 | edit

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