ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

青春の歌 3 

 

子どもの頃だったと記憶しているが、あるテレビ番組。フランス、パリにある日本でも有名な高級レストランの取材。厨房の様子が映し出されたのだが、鴨をオーブンに入れて扉を閉める時、フランス人のシェフが足で閉めたのだ。これは驚きだった。たしかにオーブンは下の方にあり、手で扉を閉めるには、多少は屈まなければならない。でも足?日本だったら手で閉めるのではないだろうか?味の問題ではないだろう。気持ちの問題?異国の人って不思議だ・・・などと思ったものだ。

靴のままベッドに座るとか?これも日本感覚では気になるところだ。でも実際に5年ほどアメリカで暮らした経験では、アメリカ人も部屋の中で靴は脱いで生活している人が多かったように思う。別に畳の部屋があったわけではない。フローリングに素足・・・みたいな感じ?

感覚の違いというものはある。有名なケンタッキー・フライド・チキン、日本では例えばクリスマスのディナーに出てきても、別に違和感はないだろうと思う。クリスマスシーズン、予約で一杯だったりするから人気のある食べ物なのだろう。でもアメリカでは感覚は異なる。アメリカではKFCという呼び方が一般的だが、クリスマスにKFCのチキンが出てきたら、周囲が固まってしまうというか?あれは、どちらかと言えば、ハレの食べ物ではなく、ちょっと「残念感」漂う食べ物なのだ。中流家庭でクリスマスにKFC、「ねえ、何か家庭に問題があるんじゃない?よかったら私に話してみて」などと言われてしまうかもしれない。

異国の人、肌の色も日本人とは異なるし、目の色も色々、髪の毛の色も人それぞれ。なにか日本人とは違う・・・などと思ってしまう。実は日本人が世界の人からすれば異なる・・・なのだろうが、島国に住んでいれば、そのようなことは意識しなくてもすむ。

高校生の頃は、いわゆる西洋人というか、外国人そのものに免疫がないので、いかにも「異人さん」みたいに感じていたものだ。日本人と違ってクール、冷たい、義理人情に欠ける・・・みたいな?いかにも寅さん的な義理人情というものとは無縁の異人さん。これもアメリカに住んでみて違うんだと思ったりした。外国人(実は僕が、あちらでは外国人だったのだが)、それは僕が接した人たちが、たまたまそうだっただけなのかもしれないが、義理人情に熱かったような?むしろ、日本人の方が冷たい。「自分と同じ場所にいない、別の人」と分かると、日本人は実に冷たいような?

高校生だったと思う、初めてこの曲を聴いた時には、新鮮な軽いカルチャーショックを受けたものだ。向こうの人(?)って、幼い頃より自己主張をする。自分の意見を堂々と人前で述べる、それが当たり前なのだと。たしかに「そうかも・・・」とは今も思うことは多々あるけれど、この曲を聴いた時に、「なんだ~日本人と同じじゃ~ん」などと思ったのだ。自分に非があっても「ごめんね」と素直に言えないなんていう感覚は日本独自のものであると。でも違うじゃ~ん・・・と。

kaz




にほんブログ村


ピアノランキング
スポンサーサイト

category: 未分類

tb: --   cm: 2

△top

コメント

 

いい曲ですね~

21世紀になってシカゴを「発見」したのですが、ほんとうにすごいと感じます。

聴く音楽の90%はクラシック、残りはジャズと民族音楽なのですが、シカゴの「長い夜(25 Or 6 To 4)」なんてどう聴いてもマーラーの「大地の歌」の第一楽章に匹敵するのではと思いますし、この「素直になれなくて(Hard To Say I'm Sorry)」はシューベルトと比べて全く遜色ないとしか思えません。

何故なのか?、と暫く考えました。
結局、樂理ではなく情念で音楽を評価してるから、と考え至りました。

他に、ポリスとかボブ・マーリーを「発見」して楽しんでおります。(遅れてきた洋楽ファンでもあります)

クラシックの作曲の時代はショスタコーヴィチで終わりましたが、ポップス(この言い方は好きではありませんが)も終わってしまったように思います。

ぴあのけものみち #G0VbINhw | URL | 2017/06/02 19:41 | edit

ぴあのけものみちさま

クラシックの作曲の時代、ショスタコーヴィチで終わった・・・なんとなく僕もそのように感じたりすることがあります。僕などは、クラシックというだけで、キューキュー、ポンポン、コツコツというメロディー不在の音楽でも、「まぁ、現代音楽なのだから」と、クラシックの権威に負けてしまっているところもありますが。

ポップスは、非常に短期間でメロディーが死滅していっているように感じられて、そこが残念です。だからこそ、「いい曲」を大切に保管しておきたくなる・・・

kaz #- | URL | 2017/06/02 21:15 | edit

△top

コメントの投稿

 

Secret

△top