ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

世代共有メロディーは死滅したのか? 

 

邦人作品って、あまり意識しないなぁ・・・と思う。日本人作曲のピアノ曲を次回の練習会で弾こうとか、あまり(全く?)思わない。教材とか、子ども用の作品のようなものは、昔よりも演奏されているような気がする。昔は、いわゆる「おさらい会用」みたいな曲やブルグミュラーやソナチネなどを弾くということが一般的だったように思う。そのような意味では、日本のピアノ曲は昔よりも演奏されているのかもしれないが、でも大人・・・となるとどうだろう?サークルの演奏会でショパンやシューマンの作品と同じように演奏されているだろうか?発表会でも後半の上級者(?)や大人の部で、当たり前のように邦人作品が演奏されているだろうか?それはない・・・と思うのだが・・・

Jポップなるものは、ほとんど聴かない。聴いたとしても覚えられない。昨年のレコード大賞受賞曲って何だったのだろう?知らない。歌謡曲の世界も衰退しているのだろうか?国民的番組とされた某歌合戦も視聴率の低迷ぶりが毎年話題になるほどだ。

最近のメロディーって???思わず口ずさんでしまうメロディーって最近あるだろうか?日本のメロディーは死滅したのか?

二つ感じることがある。一つは世代を超えて、誰でも知っている曲というものが今は生まれにくい・・・ということ。おばあちゃんも孫も一緒に歌える曲、そのような曲が生まれているのだろうか?

介護の世界に関わっているので、いわゆる抒情歌というものには親しみを持つ。「琵琶湖周航の歌」とか、高齢の人は誰でも歌える。ここまで昔の曲ではなくても、例えば小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」なども、誰でも歌える。今、このような曲は生まれているのだろうか?今の若者が高齢者になったとき、どのような曲を歌うのだろう?

僕のような者にできることはないと思う。思うが、願うことはある。一つはクラシックって敷居が高い、堅苦しいという雰囲気をなくしていきたいということ。実践はプロの演奏家や作曲家にお願いしたいところだが、そうなるといいな・・・とは思う。あとは、世代を超えた、そして時代を超えるような、歌い継がれる曲がクラシックでもJポップでも、演歌でも、生まれるといいな、一般人としてそのようなものがあるのならば紡いでいきたいなとは願う。

昭和の時代、パソコンもスマホもなかったし、一般的ではなかった。でも今にはない何かがあったようにも思う。懐かしんでいるだけではなく、何か伝承したいというか、伝承などという言葉が重すぎるのだとしたら、紡いでいきたいとは思う。このブログはピアノブログではある。一応は。でも過去から歌い継がれてきたものを振り返るのも、たまにはいいのかもしれないなどと思う。

ある作曲家の作品に、しばらく焦点を当てていきたい。昭和時代に青春を満喫し、高度経済成長期の、あのイケイケ上昇モードの中、子ども時代を過ごした人なら、「あっ、知ってる!」という曲ばかりだろうと思う。そう、今はその感覚が世代で共有できない感じなのだ。

「あ、知ってる」「これ、歌える」

当たり前のようだが、当たり前ではないのかもしれない。

kaz




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