ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

イグナツィを読む 

 

パデレフスキの自伝を読んでいる。ナイトキャップとして読んでいるので、なかなか進まない。楽譜の校訂ということで有名なピアニストで、ピアノ小品「メヌエット」の作曲者であることでも有名。「ああ、あの曲の・・・」

でもピアニストとしては、やや過小評価されているような?古い年代(?)の人なので、それだけでも「あまり聴かれない」という理由にはなるのかもしれないが、他の往年の巨匠たちと比較しても、なんだかあまり聴かれないような?

中村紘子著の「ピアニストという蛮族がいる」という本の中でも、パデレフスキは1章を割かれているが、どうも、その他登場するピアニストたちと比較すると、パデレフスキというピアニストに対しての著者の評価が、やや低めのような気もする。ホロヴィッツやラフマニノフに対しての愛情がパデレフスキには感じられないというか。

現在、一国の首相が元ピアニストだったということなんてあるだろうか?ピアノの上手な政治家はいるだろうが、ピアニストから政治家、それも首相、兼外務大臣を務めるなんていうことはあるだろうか?

また、一晩のリサイタルが大評判になり、「神が舞い降りた」などと騒がれた新人ピアニストが、実は24歳になって本格的にピアノの修行をし、レパートリーとしては、その時に弾いたプログラムしか持っていなかったなんていうことがあるだろうか?次々と舞い込むオファーに対して「どうしよう?弾ける曲なんてない」などということ、あるだろうか?ピアニストになるには、幼少の頃から厳しい訓練を受け、それなりの蓄積があるのが普通なのでは?蓄積、才能があっても光など当たらないのが普通なのに、後光差し込むほどの成功を収めた人が、実は一晩分のリサイタルのレパートリーしか持っていなかったなんて・・・

このあたりに、ピアニスト、パデレフスキ評価の要因が隠されているのでは?

実際に聴いてみるといいのだ。

kaz




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