ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

一人二役 

 

音のカオス・・・のような印象になってしまいがちな曲、なんとなくラフマニノフとかスクリャービン、プロコフィエフなど音の多い曲に多いような気がする。混沌とした音の世界というか?「弾けてるのかもしれないけれど、なんだかうるさい?」みたいな?

この場合、音の質が似ているからそのような印象を持ってしまうような気がする。同じような質の音がたくさんあると、印象として混沌としてしまう。

シンプルなソナチネ、古典派のソナタ、この場合もアルベルティバスの伴奏が大きすぎる場合がある。単純に考えて、旋律よりも伴奏の方が音そのものは多かったら、音の質を変えないと「なんだかうるさい」という印象を持ってしまう。

「左手は伴奏でしょ?もっと小さく弾きなさい」「メロディーのトップを出して」このような言葉はもしかしたら巷のレッスン室では多い言葉なのかもしれない。たしかに旋律は伴奏よりも物理的には「大きな音」となるのかもしれないが、音の強弱というよりは質の違いという認識の方がいいような気はする。

あるピアニストが自身の目標、具現化したいと思っていたサウンドを言葉にして「芳醇な和音に乗ってクリスタルクリアな音が鳴り響く」という表現をした。これは質を変えたいということのような気がする。カオスを避ける・・・

ピアノの音って、集中された音にしないと、集める・・・みたいな音?そうしないと音が散ってしまって混沌をした印象を与える。集中というのは、「叩く」というのとは異なる。でもホワンホワンと音が散ってしまっても散漫な印象を与える。音は一点に集中して集めたい。

個人的なイメージとしては、オーボエの音とピアノの集中した音って類似点があるような気がしている。オケの芳醇な響き、これが伴奏だとしたら、旋律のオーボエはオケと異なる質の音。

針に糸を通す・・・みたいな?あるいはビーチボールを片手で持ち上げる時のような手先の感覚?そこにギュッと集める・・・

一人二役、ピアノって難しい。オケとオーボエ、オケの方が音は多い・・・その中で浮かび上がる音・・・

kaz




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