ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

80歳の「誰も寝てはならぬ」 

 

オペラ「トゥーランドット」、ラウリ=ヴォルピはメトでの初演でカラフを歌っている。この役はラウリ=ヴォルピを想定して書かれたらしいのだが、世界初演では別の歌手が歌っている。世界初演の時の指揮者はトスカニーニだ。ラウリ=ヴォルピとトスカニーニ、これは合わなかっただろうと想像する。

トスカニーニ、というより一流の大指揮者とオペラというものとの関係は結構微妙になったりする。「作品」としての魅力を全面に出そうとしすぎるのか、指揮者としてのザハリヒな解釈が全面に出るのか、歌手との折り合いが悪いというか・・・

マリア・カラスとか、エットレ・バスティアニーニのようなオペラ歌手のレコード(CD)、特に全曲盤で感じるのだが、正規のレコード会社で吹き込まれた正規盤よりも、その他の配役、指揮者、オケなど、はるかに劣っているようなライヴ盤、いわゆる海賊盤での歌唱のほうが素晴らしかったりする。生き生きと歌えるのかもしれない。個人的には一流の指揮者、二流の歌手のオペラよりは、二流の指揮者、一流の歌手のオペラのほうが断然楽しめる。

トスカニーニ指揮の二流歌手オペラよりは、ミスター・オトッテルゾー指揮、ラウリ=ヴォルピ歌唱のオペラのほうが、きっと魅力的だろうと思う。多分、トスカニーニとは合わなかったんじゃないかな?想像だが・・・

さすがにプッチーニに役、曲を想定させた歌手だ・・・と感じさせる歌唱がある。カラフ役としての誇りみたいな・・・

この時、ラウリ=ヴォルピ、80歳なのだそうだ。歌を歌うということだけでも凄いことなのに、「誰も寝てはならぬ」を歌っている。普通、80歳で歌えるアリアではないだろう。

こんな歌手がいたんだねぇ・・・

kaz




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