ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

君の上には ただ 花ばかり 

 

モンポウには約10年間の沈黙の期間がある、作曲そのものをしなかった期間だ。できなかった・・・

親しい人たちの死、そしてスペイン内戦、世界大戦勃発ということが関係しているのかもしれない。ピアニストとして生きることを、その内気な性格から諦め、作曲家になった。モンポウはそんな人だった。沈黙も当然なのかもしれない。

ただ、沈黙を打ち破った後のモンポウの音楽は、ある意味凄まじさを感じるほどだ。モンポウなので、やはり派手さはなく、内向的な音楽なのだが、その静けさに、情念が加わったかのような?

ピアノ曲だと、「歌と踊り」にそのことを感じる。歌と踊りの4番と5番、沈黙の期間をはさんでいる。5番とか、6番あたりの「歌と踊り」を聴くと、どこか「癒し系」というイメージのモンポウが吹き飛んでしまうようだ。

最も沈黙後の情念を感じるのが、やはり歌曲。「夢の戦い」という歌曲集の2曲目、「君にうえには ただ 花ばかり」という曲を聴くと、モンポウの、そしてカタルーニャ人の情念を感じる。

この曲は親友でもあったプーランクが絶賛した曲なのだそうだ。

kaz




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