ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

海は燃えている 

 

来月日本で公開の映画。ドキュメンタリー映画で地味な感じなので、ハリウッドの大作映画のようなヒットはしないだろうけれど、ちょっと宣伝しておきたい。

「海は燃えている」という映画。イタリアは位置関係から、アフリカ、中東からの難民の入り口となることが多い。イタリア最南端の小さな島、ランペドゥーサ島が映画の舞台だ。弱視の少年、サムエレが矯正メガネを通して見た現実、そして島で難民と接するバルトロ医師が見た現実、島民の長閑な生活、海を渡ってくる難民、平行線であり、両者が交わることはない。難民は島に直接上陸するのではなく、センターに一度収容され、そこからシチリア島に送られる、なのでランペドゥーサ島の住民は直接難民を目にすることはない。

「こうした人々を救うのは、すべての人間の務めだ」バルトロ医師の想いとは裏腹に、島民はどこか無関心だ。交わらないのだからそうなる。でもバルトロ医師はこうも言っている。

「(ランペドゥーサ島は漁師の島だ)漁師は海からやってくるものを受け入れるのです」

難民の中には地中海で溺死してしまう人も多いという。

静かな映画なのだと思うが、海は燃えているのだ。

kaz




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