ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

これもまたショパン 

 

フーベルマンはユダヤ人だった。フリードマンもだが、ナチスの台頭によりヨーロッパからの離脱をしなければならなかった。フーベルマンの声掛けによって亡命ユダヤ人たちのオーケストラが結成された。パレスチナ管弦楽団。このオケは現在でも存続している。現在のイスラエル・フィルがそう。

当然、反ナチだったフーベルマンはドイツなどには住んでいられない。アメリカに渡ることになる。フリードマンは演奏旅行中のオーストラリアで亡命を決行し、そのままその地で暮らした。このような背景って、何か切羽詰まっている。それぞれの亡命ユダヤ人演奏家の心中を察すると、何故に彼らがあのような音楽を奏でたのかも理解できるというものだ。

「僕たちは、どこにも居場所がないんだ・・・」この言葉が胸に響いてくる。このような時、音楽家にとって音楽とはどのようなものになるのだろうと。

フーベルマンは後年、航空機事故により両腕を負傷している。ヴァイオリニストとしては再起不能とまで言われたらしい。でも復帰したんだね。音楽しかなかったんじゃないだろうか?

フリードマンと共演したベートーヴェン(クロイツェルソナタ)や、このサラサーテ編曲のショパンなどを聴いていると、単純に「今はこういう演奏する人いないよな、ロマンティックだな」と思う。

再び演奏スタイルがロマンティック傾向に傾けば、底状態のクラシック音楽人口も少しは増えていくのではないかとも思う。

kaz




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