ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ミスター星条旗 

 

平成生まれの若い世代の人は、もしかしたら知らないかもしれないが、1980年代の後半、アメリカのLAでオリンピックが開催された。カール・ルイスとか活躍していた頃ではなかったか?そのオリンピックの開会式、壮大なるガーシュウィンが演奏されたと記憶している。数えきれないほどのグランドピアノが登場し、「ラプソディー・イン・ブルー」がスタジアムに鳴り響いた。この曲は、たしかアメリカ系キャリアの航空会社のCMにも使用されていたと思う。

この曲を聴くと、もう反射的に「ああ、アメリカ・・・」という気分になる。星条旗、アップルパイ、ニューヨークのスカイライン、人によってアメリカという国から連想するものは様々だと思うが、そこにジョージ・ガーシュウィンという人物、あるいは、「ラプソディー・イン・ブルー」とか「サマータイム」などといった彼の代表作を入れたとしても、違和感は全くないのではと感じる。ガーシュウィン、まさにミスター・アメリカ、ミスター星条旗なのだ。

ガーシュウィンの写真、ダブルのスーツをいつも粋に着こなしている。シルクハットが似合ってしまう雰囲気?日本人はニューヨーク(厳密にはマンハッタンの限定地域?)が好きみたいだが、その憧れのニューヨークそのものといった男でもあるような?クラシック音楽という枠を飛び越え、ジャズやミュージカルといったジャンルにも至っていて、そのようなこともミスター星条旗といったイメージをより強固にさせる。ジャズが好きな人にとってはジョージ・ガーシュウィンという名前は特別な響きを持ったりしているのではないだろうか?

ガーシュウィンの両親はロシアから渡ってきた移民。ユダヤ人であった。ガーシュウィンはユダヤ人であったのだ。彼の作品群、それはクラシック系の演奏だろうと、ジャズのスタンダードであろうと、あまりユダヤ色を感じたりはしない。少なくとも僕は感じたことはない。ミスター・アメリカそのものを感じる。ブロードウェイの劇場街であったり、ジャズのライヴハウスだったり、そのような光景を連想する。東欧のユダヤの原風景などといったものは彼の音楽からは連想しない。

でもガーシュウィン、ミスター星条旗はユダヤ人であったのだ。

ジョージ・ガーシュウィン・・・本名、ジェイコブ・ガーショヴィッツ・・・

kaz




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