ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

抜け感 2 

 

抜け感とは、巷で使われているピアノ用語ではない。僕の造語でしょうか?スペインの青空のように、スカッと抜けているのような意味が一つ。もう一つは、演奏の具体的レベルとか見事さなどというものを一気に抜けて、聴き手に「わっ、いい曲」と思わせてしまうような要素。演奏って瞬間芸のようなところがあると思う。何度も繰り返しクリティカル、かつ意地悪く聴いていけば、その演奏の欠点を探せるのかもしれないが、最初の印象としては、瞬時に聴き手を魅了してしまうところがあったりする。これがいわゆる抜け感。

個人的に最もこの「抜け感」を感じる「ビバ ナヴァラ!」の演奏がアルベルト・センプリーニの演奏。相当昔の人だと思う。純クラシックの人というよりは、カーメン・キャバレロとかリベラーチェのようなピアニストと言った方がいいだろうか?今だとクレイダーマンとか?このような人たちの演奏、むろんすべての演奏がそうだとは思わないが、抜け感のある演奏が多いような気がする。

センプリーニの演奏、彼自身がアレンジしているので、キーシンのオリジナルバージョンとは軽々に比較はできないが、個人的にはセンプリーニの演奏に抜け感を感じる。純粋に「わっ、ナヴァラ!」と感じる。演奏技巧上の巧みさとか、ピアノ奏者のレベルとか、そこを抜けてしまう。

現代の誰もが認める「ザ・スター」「ザ・ピアニスト」という人よりも、ポピュラー系とカテゴライズされる人に抜け感を感じたりすることもある。あとは、昔の往年系の演奏にも抜け感を感じる。

kaz




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