ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

下手だなぁ 

 

ヨアヒムの演奏、この人はブラームスのヴァイオリン協奏曲を初演した人だと記憶している。まずはメンデルスゾーンに才能を見出されたのではなかったかな?シューマン夫妻、ブラームスとも親交深く、まるで生きた音楽史を聴いているような気分にさえなってくる。

1903年の録音ということで、100年以上昔の演奏ということになる。現在のスターと比較すると、ビブラートが少ない?そんな印象を受ける。演奏スタイルが異なるというか。個人的には、このような演奏は大好きだ。スタイルがどうであれ・・・

最初のメロディーが戻るあたりから、演奏が徐々に淫らになってくるような気がして、ああロマンティックな時代だったんだなと思う。

演奏に対する印象なんて、人それぞれなのだろう。多分に主観的というかね。それはそうだと思うのだが、ヨアヒムの演奏に対して、ユーチューブの感想(コメント)に「下手だなぁ」という日本人のものがあって、ちょっとビックリしてしまった。その人がそう思ったのだから、その人にとっては下手な演奏なのだろう。

でも割り切れない気持ちも残る。

ピアノを演奏する、ここについては訓練によって上達するとか、感性の違いとか、あるのだと思っていた。でも音楽を聴くという、鑑賞ということに対しては、訓練や感性など関係なく、誰でもその演奏の素晴らしさ、というか、なぜに自分にこのように聴こえているのだろうという要素の把握のようなものは人によって差異はないものだと思っていた。好みの違いということではなく、聴く才能みたいなもの。これはないものだと。誰でも素晴らしい演奏ならば、感じ取れるものだと。

もしかしたら「聴く」「感じる」というところにおいても、訓練とか感性とか、関係あるのだろうか?

ある演奏に対して、感じ取れる人と、感じ取れない人がいる?

もし、感じ取れないという人がいたとして、それでもピアノそのものは弾けるから、そこが恐ろしいところなのかもしれない。哀しいというか・・・

kaz




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