ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ブラインド・トラスト・プロジェクト 

 

なんとも陰鬱な気分だ。昨日から降り続く雨のせいだろうか?おそらくアメリカの大統領選の結果に対してなのだ。アメリカ人の友人たちは、そろって危機感を感じているみたいだ。「この国はどうなってしまうのだろう?」と。

あとは、パリの同時多発テロから、あと数日で一年になるということも関係しているように思う。こちらの方の影響が大きいかな?

昨年の11月13日、パリでテロがあった。その時、テロによって妻を亡くしたアントワーヌ・レイリスさんが、あるメッセージを世界に伝えた。このメッセージは多くの人の共感を呼んだ。

「私は、あなたたちを憎みません。憎しみを感じることで、あなたたちと同じになってしまうからです。私たちの世界は憎しみではなく愛に溢れている。だから、あなたたちは私たちを負かすことはできない。あなたたちの負けなのです」

このメッセージは世界を駆け巡った。日本にも紹介されたので、覚えている人も多いだろうと思う。

パリでテロのあった日、ニューヨークでの出来事。アレックス・マロイさんは帰宅するためにタクシーを拾った。すると運転手はこう言ったのだ。「私のタクシーに乗ってくれて感謝します・・・」と。何故そんなことを運転手は言うのだろう?

アレックスさんは、こう書き込んだ。「今日、とても悲しい経験をしました。タクシーに乗ったのですが、運転手は僕のアパートに着くまで、ずっと泣いていました。人は私がイスラム教徒というだけでテロリストだと思っている。でも私はテロリストではない。人は私のことが怖いから誰も私の車には乗らないんだ・・・彼はそう言って泣き続けていたのです。宗教によって人を判断するなんて、とても悲しくなったのです。あってはならないのでは・・・と」アレックスさんの書き込みに対して、翌日には3万以上のリツィートがあったのだそうだ。アメリカだけではなく世界中から・・・

「ブラインド・トラスト・プロジェクト」というものがある。ムスリムの人が街頭に立ち、目隠しをする。「私は無防備な状態です」ということを表す。そしてプラカードを置くのだ。「私はイスラム教徒です。私はテロリスト呼ばわりされています」というものと、「私はあなたを信頼しています。あなたは私を信頼してくれますか?どうぞ、ハグしてください」というプラカード。街の人々はどのような反応を示すのだろうか?検索をしてみると、実に多くの動画がアップされている。ヨーロッパ、アメリカを中心に多くの都市で「ブラインド・トラスト・プロジェクト」が行われているのが分かる。この動画はカナダのものみたいだ。

肌の色、宗教、性別、年齢などが違っても、同じ人間なのではないか?人間の心の根底部分は、この動画を観ると信じられるような気がしてくる。

雨はいつか上がるものだ・・・

kaz




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