ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ヘレン・シャルフベック 

 

絵画については、本当に有名な画しか知らない。知識はなくても、ボーッと鑑賞するのは嫌いではない。アメリカにいた頃は、学生は入館料がフリーだったので、美術館にはよく通った。ウットリと絵画鑑賞というよりは喧噪(現実?)からの逃避みたいなところもあっただろうか?その頃を思い出してみても、企画展のような、それもピカソ展のようなものでも、行列というのはなかったような気がする。

日本での展覧会で辛いのは、人が多いということ。行列、混雑・・・とても鑑賞できる雰囲気ではない。人の頭の間から「あっ、画集と同じだ」と一瞬垣間見るだけで、立ち止まるなんていうこともできない。でも展覧会にもよるのだろう。

国際コンクールで優勝した外来ピアニストのリサイタルがピカピカの大ホールで大盛況でも、そのことが隅々にまでクラシック音楽が浸透している、多くの人が親しんでいる・・・ということではないように、日本人が熱狂的な美術好きと、あの行列だけで判断してもいけないのかもしれない。

昨年、ヘレン・シャルフベックという人の展覧会を鑑賞した記憶がある。「たしかフィンランドの人ではなかったか?」とパンフレットを引っ張り出してみたら、やはりそうだった。ガラガラ・・・というわけでもなく、混雑というわけでもなく、程よい感じで鑑賞し、とても充実していたような気がする。この人が専門家の間で、どのような評価をされているのかは知らないが、とても惹かれた。

個人の「個」と孤独の「孤」という世界だったかな、晩年に自画像を描いているのだが、年を経るにつれ、徐々に簡素化されていくというか、そのあたりに圧倒されてしまった記憶がある。

「個」と「孤」には憧れるけれど、でも怖いよね。でも憧れるよね。

kaz




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