ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

バーブラの軌跡 21 

 

今年、クラウス・オガーマンが亡くなったのだそうだ。ちょっとショックだ。クラウス・オガーマン、アレンジャーであり指揮者でもあった。彼の功績としては、ボサノバをブームに乗せたことがまず挙げられるだろうと思う。アントニオ・カルロス・ジョビンの「イパネマ娘」などは、ボサノバには疎い僕でも知っているし、ジョビンの作品のいくつかは、とても心地よく感じる。ジョビンのヒット作品の、ほとんどにオガーマンは関わっていたのではないだろうか?

もう一つの功績はビル・エヴァンスと共に、非常に美しいアルバムを制作していること。ただ、このアルバムはちょっと変わっていた。ビル・エヴァンスがクラシック作品を演奏していたからだ。むろん、原曲のまま演奏していたわけではなく、ジャズとして演奏していたわけだが、エヴァンスのピアノと共に、オガーマンの編曲がとても光っているのだ。

非常に繊細、かつ柔らかい弦の響きの中で、エヴァンスの音色が孤高のごとくに響く・・・といった感じだろうか?オガーマンとしては、自分が創造する世界を具現化できるのは、エヴァンスだけだと感じたのではないだろうか。僕はジャズには全く詳しくはないのだが、この音世界はエヴァンス以外のジャズ・ピアニストでは不可能な世界だったのでは?

バーブラの軌跡なのに、なぜにビル・エヴァンス?クラウス・オガーマン?

バーブラもクラウス・オガーマンと組んでアルバムを制作しているのだ。かつてビル・エヴァンスが孤高のクラシックをジャジーに再現したように、バーブラもまたクラシックの作品をバーブラにしか再現できない形で歌っているのだ。

「クラシカル・バーブラ」というアルバム。

まずは、ビル・エヴァンスとクラウス・オガーマンによるクラシックの世界・・・

kaz




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category: Barbra Streisand

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