ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

もう一人のピアノの詩人 

 

クラシック音楽の苦手な人、僕の周囲には沢山いる。「なんだか堅苦しそう・・・」なんだそうだ。そのような人たちでもショパンは知っている。ピアノの詩人・・・だからね。ショパンは「ピアノの詩人」、そしてリストは「ピアノの魔術師」と呼ばれていて、このような呼び方は、クラシックから遠い人たちにとっては、ある種のイメージは捉えやすいのかもしれない。

でも、せっかくピアノを習っている人たちまでが、どこかリストに対しては魔術師というイメージを持ちすぎているというのだったら、それは残念なことだと思う。リストの曲って腕自慢のアマチュアがバリバリ弾くというイメージ?コンテスタントたちがコンクールで実力を(腕力を?)証明するための曲?

ところでリスト自身はどのような演奏をしたのだろう?むろん、それは想像するしかないのだろうが、リストには大勢の弟子がいた。こう考えてみる。リストは彼らに何を伝承しようとしたのだろう?幸いなことに、リストの弟子にあたるピアニストの中には録音を残している人たちもいる。その演奏に対して「これがリスト直伝、リストなのだ」と早計に判断はできないだろうが、何かその弟子たちの演奏に共通するような要素のようなものがあるとしたら、それをリストに関連付けても100%間違えとも言えないのではないか?

少なくともショパンと比べ、サーカス的、軽薄・・・というイメージがあるとしたら、それは安易なイメージなのかもしれない。「魔術師」という言葉もいけないのだろうか?

リストの弟子、僕はまずモリッツ・ローゼンタールを思いつく。彼はショパンの弟子であったミクリの弟子でもあったし、素敵なショパンの演奏が多いので、ローゼンタール=ショパン・・・のようなイメージがあるが、リストの直弟子でもあったのだ。

これはローゼンタールそのもの・・・という演奏だが、彼の演奏を特色づけている何かの要素のようなものが、他のリストの弟子ピアニストからも感じることができるのだったら、それはリスト自身が伝承しようとしたもの・・・かもしれない。

リストは「ピアノの詩人」だったのかもしれない。

kaz




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