ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

バーブラの軌跡 13 

 

「これは私じゃない、こんなの歌えない、歌わない・・・」

それまでに表現していた歌世界とは全く異なる新たな世界。バーブラは定められたビートに合わせて歌うということが大嫌いだったのだそうだ。それまでの彼女の歌を聴くと、なんとなくそれは分かるような気がする。

いつもバーブラは、録音に関しては3日間ほどで完成させてしまうのが普通だった。しかし、この「ストーニー・エンド」というアルバムの録音には半年近くかかっている。苦労したのだろう。

プロデューサーのリチャード・ペリーは、でも確信していた。「このアルバムはヒットするだろう。これまでバーブラとは無縁だった新しい世代のファンをも獲得するだろう」

バーブラは、そうは感じていなかったらしい。「こんな私を望んでいる人なんていない。皆こんな私の歌には失望するだろう」

「ストーニー・エンド」はヒットするだろう、いや、失敗作となるだろう・・・

結果はバーブラにとっては「ピープル」以来のヒット曲となった。

「間違えていたわ。あなたの間違えでなく、私の間違えでよかった・・・」バーブラはリチャードにこう囁いたという。

実はバーブラは、嫌々ながら歌っていたらしいが、とてもそうとは思えないような出来ばえだ。プロだから・・・と言ってしまえばそれまでだが。

kaz




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category: Barbra Streisand

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