ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

バーブラの軌跡 12 

 

バーブラの新曲、「ストーニー・エンド」、かなりポップでキャッチ―な曲だ。新しい時代、70年代に相応しい新曲。今聴けば、そう感じるが、当時は色々とあったらしい。

「ストーニー・エンド」は、ローラ・ニーロの曲。つまりローラ・ニーロのカバーということになる。カバーということが問題になったのではない。バーブラはデビューの頃からスタンダードばかりを歌ってきたわけだから、自分の親とか、祖父母の時代の歌をずっとカバーしてきた・・・とも言える。

バーブラ自身は、「ストーニー・エンド」のヒット以後も、ローラ・ニーロの曲をカバーし、歌っている。基本的にバーブラはシンガーソングライターを尊敬しているのだそうだ。自ら歌い、作曲もするという行為に憧れを持っている。なのでバーブラ自らも作曲をしたりしている。そのような意味での尊敬する歌手の一人にバーブラはローラ・ニーロを挙げているぐらいだ。

でも、バーブラがそれまでに歌ってきた曲と「ストーニー・エンド」はあまりにも違い過ぎたというか・・・

「バーブラは時代遅れだ」このようなレコード会社上層部の意向もあった。リチャード・ペリーという、これまでのバーブラには無縁だったフィールドの異なる人物がプロデューサーとして招かれた。たしかにバーブラの歌唱は素晴らしい。でも、現代のポップス界、ヒットチャートという世界とは無縁すぎないか?元ミュージカルスター、個性溢れるスタンダード中心の歌手としてだけで終わってしまうのは惜しいのではないか?時代は70年代なのだ。もう60年代は終わったのだ・・・

つまり、リチャード・ペリーはレコード会社(コロンビアレコード)の最上層部からこう命令されたのだ。

「リチャード、バーブラを変えてくれないか?」

バーブラは素直に自分の言うことなんかに従うだろうか???

バーブラはリチャードにこう言った。

「こんなの歌えない。歌わない・・・これは私じゃない・・・」

ローラ・ニーロ、日本では有名ではないような気がする。素晴らしい歌手だと思うけど・・・

でも、このローラ・ニーロの「ストーニー・エンド」を聴くと、バーブラが躊躇してしまったのも理解できる。全く異なる世界だもん・・・

kaz




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